外部データから取り込んだ数値が文字列としてインポートされてしまった場合、計算を行えず、再度、入力しなおす必要がでてきたりします。そんな場合、VALUE関数を使用すると、Excelが認識できる数値に変換できます。
VALUE関数は、関数の分類[文字列操作]から使用します。
文字列として入力されたデータ |
関数の書式
=VALUE(文字列)
文字列:数値に変換したい文字列を指定
使用例1:文字列として表示されてしまった数値を変換する
B4:=VALUE(A4)
数値に変換されたデータ |
使用例2:文字列として表示されたデータを計算する
文字列として入力されたデータは、計算することができません。
数値に変換されたデータ |
例1のように、別のセルに抜き出すこともできますが、そのまま計算を行いたい場合には、計算式の中でVALUE関数を使用します。計算には、配列数式を使用するため、文字列として入力されたデータ範囲を選択し、CtrlキーとShiftキーを押しながら[OK]ボタンをクリックして式を確定します。
B14:{=SUM(VALUE(B11:B13))}