注文を受けた商品の請求書は、商品の発送日の月末の日付で作成します。このような決まりがある場合、手動で請求書の発送日を入力するより「EOMONTH関数」を使用して自動で日付を表示すると便利です。EOMONTH関数は、関数の分類[日付 / 時刻関数]から使用します。

注文を受けた後の処理をチェックするリスト

関数の書式

=EOMONTH(開始日,月)

開始日:起点となる開始日の日付をシリアル値または日付文字列で指定 月:開始日より起算した月数を指定。正の数を指定すると起点の日より後の日付を返し、負の数を指定すると起点の前の日付を返す

使用例1:発送日の月末に請求書を送付する

=EOMONTH(E2,0)

発送日の月末に請求書を送付

発送日の月末に請求書を送付する場合には、引数(月)に0を指定する。式を最下部までコピーして結果を表示する。

発送日の月末の日付が自動で入力された

使用例2:支払日(請求日の翌月10日に支払う場合)を自動で表示する

=EOMONTH(E2,1)+10

請求日の翌月10日の日付を表示

翌月の日付を請求する場合には、引数(月)に1を指定、また10日後の場合には、算出した月末の日付に10日加算する。