宇宙には予測が秒単位でできることから、どーなるかわからんことまで色々おこります。「素人でも手軽に関われる」宇宙についてのあれこれを、サクっと紹介する恒例の「宇宙、どうでしょう」。2024年前半1~6月の星空分を一気にご紹介!
なお、天文現象を一年分紹介している年鑑の類が、毎年刊行されています。ネットやアプリも年々便利になっています。一方、紙の本もまだ捨てがた一覧性と情報量があり、ここでは書き切れない内容がいっぱい。手帳タイプの1000円くらいから月替わりのカレンダータイプ、そしてDVD・ソフトつきムックで3000円くらいまでですね。それぞれの特徴は、この記事の最後にまとめておきましたので、参考にしてくださいませー。
なお、今回も星空の作図は、天文ファンには定番のWindowsアプリ、アストロアーツ社の「ステラナビゲータ」というものを使っています。
星空情報1・2月
冬の星に、火星と木星が加わりにぎやかです
星図は1月19日ごろの夜7時の全体の星空を描いてみました。名前がつけてある星は大都市の都心でも見られますよ。目立つのは、月の横の木星、シリウス、オリオン座ですね。
木星以外の惑星は?
昨年は、火星が見えていましたが、2年ごとによく見えるので今年はお休みです。土星が水平線付近に「土」の字の半分が見えているそばに見えています。
金星は明けの明星としてとてもよく見えます。早起きすると見えるってことですな。
星空情報3・4月
星図は3月20日の夜8時にしてみました
まだ冬の星は見えますが、すこし位置関係が変わってきます。木星はまだ目立ちますが、はしっこの方ですね。東からはアルクトゥールスという明るい星が目立ちます。
この図では、星空の目印というのを表示してみました。オリオン座のわきの冬の大三角のほか、北の方には北斗七星が見えています。
4月8日、メキシコからアメリカで「皆既日食」
オーロラや大流星群とともに、一生に一度は見たいといわれる「皆既日食」ですが、今年はメキシコからアメリカにかけて見られます。日本ではかすりもしませんが、アメリカですので、交通なども便利。ぜひ見たいものですね。で、ツアーもいろいろあるのですが……調べる……ええええっっ! 円安のバカー(でなくてもアメリカは超物価高)。
NASAがどこで見られるかなどについての図を公開していますので、ごらんください。大都市だとインディアナポリスや、クリーブランド(大阪万博の月の石があるところですな)などで見られますが、コストを考えるとメキシコがいいかもー。でも高いけどー。
星空情報5・6月
5月6日の未明にみずがめ座エータ流星群の活動がピークになります。
実は新月に近く、条件はいいのですが、日本はいまいちで、南へ行けばいくほど条件が良くなります。南半球では最もみごたえがあるとされています。
このみずがめ座流星群は、ハレー彗星から飛び出した砂粒が地球に衝突しておこります。ハレー彗星はいま太陽から一番遠いところにあるのですがそれでも砂粒があるのですな。
星図は6月1日の夜9時にしてみました
夏至も近づき、日が沈むのがおそいので、観察時間も遅くなりがちですな。
今年はこの時期、惑星がぜーんぜんないのです。したがって見えるのはレギュラーだけということで紛らわしくないともいえます。またとりたててイベントもないのですが、ふだんの星空をゆっくり楽しむのもよいものでございます。温かいしね。
9時すぎには、東の方から、ベガとアルタイル、つまりは織姫と彦星が昇ってきます。夏はまだ本番ではないですけれど、いままで知らなかった星を少し覚えるよい時期かもーというところですね。
ということで、今年も天文現象楽しんでいきましょー。
天文情報に特化した年鑑類
以下は天文情報に特化した、年鑑類でございます。