今回はTodoアプリにタスクを削除する機能を追加する。SQLiteストレージとやりとりをしてタスクデータを削除する処理と、ユーザーとやり取りする部分の処理を生成AIに生成させることで開発を行う。既存のスクリプトをベースに機能の開発を指示する方法として参考になるので試してもらえれば幸いだ。
連載「生成AI×プログラミング」のこれまでの回はこちらを参照。
これまでの成果物
最初にこれまでの成果物をまとめる。SQLiteのデータ構造、構成しているPythonスクリプトファイル、アプリのサブコマンド、Pythonスクリプトを実行するためのPowerShellラッパースクリプトは次のようになる。
列名 | 型 | 内容 |
---|---|---|
id | INTEGER (主キー) | タスクの一意識別子 |
title | TEXT | タスクのタイトル |
description | TEXT | タスクの詳細な説明 |
due_date | DATE | タスクの期日 |
priority | INTEGER | タスクの優先度。1が最も高い優先度で、3が最も低い優先度 |
completed | INTEGER | タスクが完了したかどうかを示すフラグ。0は未完了、1は完了 |
ファイル名 | 内容 |
---|---|
todo_app.py | CUIの処理を行うファイル。ユーザーが直接操作する |
todo_db_manager.py | SQLiteデータベースとのやり取りを担当するファイル |
todo_app.ps1 | todo_app.pyを実行するためのラッパースクリプト |
サブコマンド | 引数 | 内容 |
---|---|---|
add | ー | タスクの追加 |
remove | id | タスクの削除 |
list | ー | タスクの一覧表示 |