本連載では、「企業動向」カテゴリに掲載された人気記事ランキングをお届けする。GWがあったため1週お休みしてしまったが、今回は、5月11日から5月15日に掲載された記事の中から、人気が高かった記事トップ5を紹介しよう。

第1位 富士通とインテルがIoT分野で連携、島根富士通で実証実験

富士通とインテルは5月13日、富士通研究所の分散サービス基盤技術と、インテル IoT ゲートウェイによる包括的なIoTソリューションの構築に向け連携することに合意したと発表した。

これにより、富士通の先端技術と相互運用可能なIoTソリューションであるインテル IoTプラットフォームとを連携させることで、より最適なシステム環境を構築し、価値の高いIoTソリューションを提供していく。

第2位 【レポート】ソフトバンク 孫正義社長が語る後継者の元Google「ニケシュ・アローラ」とは

これまでは日本のソフトバンクが海外に投資をしてということだったが、"第2のソフトバンク"では、世界のソフトバンクが日本にも大きく事業を提供しているという立場になりたい――。2014年度決算会見で、ソフトバンクの創業者で代表取締役社長でCEOの孫正義が冒頭に語った言葉だ。

第3位 東芝とIBM、ドライバーの生体情報を生かした安全な車両運行管理で協力

東芝と日本IBMは5月14日、両社の技術・知見を融合させ、ドライブレコーダーやGPSなどの従来情報にドライバーの生体情報を加え、安心・安全・省エネルギーを実現する自動車運行管理ソリューション分野で協力していくと発表した。

第4位 シャーロット命名の懸念はサルではなく"人" クレーム対応における謝罪0.2

大分県の高崎山自然動物園がサルの赤ちゃんに「シャーロット」と名付けたと発表し、騒動となりました。毎年5月から始まるサルの出産期、最初に生まれたサルの名前を公募する企画を開催しており、今年は英国王室ウィリアム王子の長女誕生を祝い、その名前「シャーロット」が最も多く寄せられたのです。ところが「王室の方の名前をサルにつけるとは失礼だ」などと抗議が殺到して撤回に追い込まれ、英国大使館にお伺いを立てます。

第5位 米通信大手Verizonが米デジタルメディア大手AOLを約44億ドルで買収

米通信大手のVerizon Communicationsが米インターネットサービス大手AOLを1株50ドル、総額約44億ドルで買収する。5月12日(現地時間)にVerizonが買収合意契約の締結を発表した。規制当局からの承認を必要とする買収だが、今夏中に全ての手続きが完了する見通しだという。AOLはVerizonの完全子会社になり、AOLの会長兼CEOであるTim Armstrong氏が引き続きAOL事業を率いる。

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以上が、5月11日から5月15日に掲載された記事の人気ランキングトップ5となる。今回は、大分県の高崎山自然動物園が英国のプリンセスの名前を付けたことを題材とした、人気コラム「エンタープライズ0.2 - 進化を邪魔する社長たち -」がランクインした。同コラムは、著者の宮脇睦氏がタイムリーな話題を独自の切り口で解説し、人気となっている。政治、犯罪にもズバズバと切り込んでいくため、担当編集は少しヒヤヒヤもしているのだが、正当な理論を述べておられるので、多くの読者の方から支持を得ている。

来週は、どの記事が人気No.1に輝くのだろうか。期待されたい。