Microsoft Edgeに統合されているCopilotを使うとインターネット検索の体験はこれまでとは異なるものになる。今回はインターネット検索に絞ってどのようにCopilot in Edgeを使うかの例を取り上げる。
連載「Copilot in Windowsを使ってみよう」のこれまでの回はこちらを参照。
インターネット検索から生成AI検索へ
日本はインターネット検索としてGoogleが最大のシェアを持っている。これは世界を見ても変わらない。多くのユーザーがGoogleで検索を行い情報を得ている。
生成AIを使うとこれが一変する。ユーザーが直接Google検索をしていた部分を生成AIが代替してくれるようになるからだ。ユーザーは生成AIチャットと対話を行い、生成AIが代わりにインターネット検索を行って回答を整理してくれるようになる。ユーザーにとって背後でどの検索エンジンが使われているかは問題にならない。生成AIによるインターネット検索と情報整理の能力の方を評価するようになるだろう。
従来のインターネット検索に慣れていると、生成AIを使ったインターネット検索に最初は戸惑うかもしれない。これは強力な機能なので、早めに慣れておきたいところだ。今回はこうした使い方のサンプルを取り上げる。
身近な話題から試していこう
最初は身近な話題から試してみよう。ある程度すでに答えを知っていることについて試すことで、どういった操作が可能であるかを把握することができる。
今回は時期的に注意する必要がある「熱中症」について調べることにして、次のような質問をCopilot in Edgeに投げかけてみる。
日本で生活している場合、どのような条件が整った場合に熱中症にかかりやすいか教えてください。また、どのような症状が出てきたら熱中症の初期段階にあるか教えてください。
Copilotは次のような回答をしている。