近頃、喫茶店での打合せのときに、オレンジジュースなどのソフトドリンク類を頼む人が多いような気がします。
私は新卒の頃、上司から「喫茶店で頼むのはコーヒーか紅茶」 「もしくは先方や上司と同じものを頼む」と教わった覚えもあります。
けれど、オレンジジュースを頼まれて不快になるかといえば、そうでもありません。
そもそも、これまで「コーヒーか紅茶」と限定されていたのは、 何のためでしょうか?
値段のため? けれど、わずかな金額の差なら、とりたてて問題視する必要もないような……。
オーダー時の時間節約のため? けれど、メニューを雑談のネタにして場がなごませることもできそうな……。
そう考えていくと、打合せ時にオレンジジュースを頼んで悪い理由が見当たりません。
けれど、商談相手が頼んだものが「クリームソーダ」だとどうでしょう?
とたんに「仕事中に?」と感じてしまいませんか?
その理由を論理的に説明することは困難です。あえていえば、「クリームが乗っている」ことでしょうか。
実際のビジネスの現場では、審判(商談相手)によって判断が分かれるきわどいゾーンに手を出すのは危険です。
審判(商談相手)のクセを見極めつつ、ストライクとボールを見極めてください。
また、前述の「先方や上司と同じもの」という基準からすると、値段にも少し気を配る必要があります。審判(商談相手)より極端に高額なものは避けるべきです。
情報提供: ビジネスお役立ちサイト「プラス」