会話は「あいさつ」から始まります。自分からあいさつをするということは、相手と関係をつくりたい、大切にしたいというメッセージ。だから、多少、口ベタでも、まだまだ新米でも、さわやかなあいさつができる人は、それだけで相手から認められます。あいさつはよい人間関係を築く礎なのです。

2つのポイント

1 明るく笑顔で!

おはようございます!

相手の目を見てにっこりと。特に朝は明るい声が好まれます。

2 自分からすべての人に!

お疲れ様です

同じ部署の人はもちろん、違う部署の人、お客様、出入りの業者の人、雑居ビルの場合はエレベーターで会う人にも。

シチュエーション別 あいさつ言葉

朝11時くらいまで

おはようございます

会議室などに入退室するとき

失礼します

社内ですれ違う人(社内の人・業者の人)

お疲れ様です

軽い会釈でもよい。朝は「おはようございます」に。

来客

いらっしゃいませ

お客さまの足を止めない位置によける。場合によっては軽い会釈でもよい

外出するとき

行ってまいります

行ってらっしゃい

帰社したとき

ただいま戻りました

おかえりなさい

お礼を言うとき

ありがとうございました

謝るとき

申し訳ございません

上司に呼ばれたとき

はい、ただいま参ります

仕事の指示をうけたとき

はい、承知いたしました

話しかけるとき

いま、お時間よろしいでしょうか?

退社するとき

お先に失礼します

お疲れさまでした

人間関係をもっとよくする一言

親しみやすい印象を与え、相手とのコミュニケーションに一役買ってくれるのが、あいさつに付け足す一言です。つまり、プラスアルファの一言。ほんの少し言葉を交わすだけでも、相手はこちらに好印象を持ってくれます。職場の人間関係をよくしていきますので、ぜひ付け加えてみてください。

ここで紹介するのは、あくまで例です。実際は、その場の状況や相手との関係をふまえて言葉を選ぶ必要がありますが、あまり考えすぎず、まずは言葉を加えることを習慣づけましょう。言葉のバリエーションは自然と増えていくはずです。

プラスアルファの言葉の例

おはようございます + 今日は寒いですね

いらっしゃいませ + お世話になっております

こんにちは + 本日はよろしくお願いします

お帰りなさい + 暑かったでしょう

お疲れさまです + 何かお手伝いすることはありませんか?

情報提供: ビジネスお役立ちサイト「プラス