デジタルラーニングにはさまざまなアイデアがありますが、ここ数年の間に関心が高まっているものの1つに 「フリップトクラスルーム(反転授業)」があります。この教育手法は、テクノロジを利用することによって生徒が学校外で授業内容を視聴し、学校内で生徒主体の学習環境を作るというアイデアが背景になっています。

従来型の授業と同じように、フリップトクラスルームにもクラスごとにそれぞれ個性があります。では、フリップトクラスルームによる数学の授業をいくつかご紹介しましょう。

フリップトクラスルームのしくみを解説した保護者向けの動画も用意されています。

フリップトクラスルームには、次のような生徒間の「違い」を吸収するというメリットがあります。

学習進度の違い: それぞれの生徒が自分に最適なペースで学習できます。
宿題など、家庭学習に関する支援の違い: 学校での授業への意欲と集中力を高めることができます。これは、家庭では課題に集中して取り組めない生徒にとって非常に重要な役割を果たします。
病気などによる欠席が原因で学習が遅れているケース: 授業に欠席した場合でも、生徒は授業の資料を入手できます。

DLDayは、フリップトクラスルームなどテクノロジを活用した授業について考えるチャンスです。フリップトクラスルームの詳細な内容や事例はこちらをご覧ください。

バラクーダネットワークスのDLDayコンテストでは、皆さまからさまざまなエピソードを募集しています。優秀作品には、1位300ドル、2位150ドル、3位50ドルの賞金も授与されます。デジタルラーニングに関するエピソードを動画にまとめてシェアしてください。詳細はこちらの記事をご覧ください。応募作品は2月28日まで受け付けます。

※本内容はBarracuda Product Blog 2014年2月18日 Digital Learning Day: The Flipped Classroom を翻訳したものです。

クリスティーン・バリー(Christine Barry)(バラクーダネットワークス、チーフブロガー)

本稿は、バラクーダネットワークスのWebサイトに掲載されている『バラクーダラボ』3月14日付の記事の転載です。