Reddit、Upworthy、Daily Kos、ACLU、Mozilla、TumblrなどのWebサイトにアクセスしたことがありますか?このようなWebサイトには、インターネットの監視への抗議を訴えるバナーが掲載されています。

活動グループ、企業、オンラインプラットフォームが合同で(インターネット活動家でありネットの天才でもあったアーロン・スワーツ:Aaron Swartz氏に敬意を表して)、2月11日を「The Day We Fight Back(監視抗議の日)」とするキャンペーンを展開しています。2012年、SOPA(Stop Online Piracy Act)とPIPA(Protect IP Act)の両法案への抗議運動としてインターネット仮想ブラックアウトが広く展開され、両法案を取り下げに追い込みましたが、今回のキャンペーンの参加団体は同じような成果を期待しています。

では、活動グループは何に抗議しているのでしょうか? 簡単にいえば、USA Freedom Actを成立させることであり、米国人による通信記録の収集を停止し、政府による監視活動の透明性向上を目指しています。

Googleは、Google.comのインターネットセーフティセンターへのリンクを掲載しているのでチェックしてみてください。Googleはブログで、「政府による監視プログラムは法的な枠組みに沿って、規則に従い、対象を絞り込み、透明性が高い方法で、監督下において実施するべきだ」と表明しています。

2月11日に活動グループが計画しているのは、仮想ブラックアウトではなく、もっと現実的な行動です。つまり、Webサイトにバナーを掲載し、Webサイトにアクセスした人たちが議員に電話やメールで抗議するよう呼びかけて欲しい、と訴えています。自分のWebサイトを持っていないユーザには、Twitter、Facebook、Google+のプロフィール写真を変更したり、ソーシャルネットワークでバナーの写真をシェアすることを提案しています。また、活動家と直接話したい方のために、サンフランシスコ、ロサンジゼルス、オースチン、シカゴ、ユタ、ミネソタなど、全米各地でイベントが開催されます。

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※本内容はBarracuda Product Blog 2014年2月11日 The Day We Fight Back | Internet Activists Take A Stand を翻訳したものです。

ケリー・パインズ(Kelli Pines)

本稿は、バラクーダネットワークスのWebサイトに掲載されている『バラクーダラボ』3月5日付の記事の転載です。