バラクーダネットワークスによるDigital Learning Day(デジタルラーニングディ:DLDay)のイベントが始まりました! Digital Learning Policy Center(DLPC)は、テクノロジが学校の授業に変革をもたらす事例を紹介した動画を多数掲載しています。また、バラクーダネットワークスが主催しているコンテストにも素晴らしい作品がエントリされています(締め切りまでまだ間に合いますので、応募をお待ちしています)。

授業にデジタルテクノロジを導入することは、なぜ重要なのでしょうか? ここでは、デジタル化を続けるべき5つの理由を解説しましょう。

1.子供は、豊富で優れた知識を必要としている

テクノロジの進化によって、これまでは考えられなかった情報アクセスが可能になり、幅広い知識を簡単に利用できるようになりました。地理的な制約もなくなりました。カンサスの学校にいる生徒は、仮想ツアーを実行することによって、アフリカの小さな村の生活について学習できます。家や学校などの快適な(そして安全な)環境から、さまざまなタイプのテクノロジを使ってあらゆる情報を簡単に手に入れることができます。

2.子供はテクノロジについて高い知識を持っている

現在の生徒は、生まれたときからスマートフォン、iPod、コンピュータなどに囲まれ、常につながった世界で生活しています。したがって、デジタルツールを授業に組み込むことで、生徒の集中力を高め、創造力をはぐくむことができます。我々の年代は、ザック・モリス(Zack Morris)の番組に登場した巨大な携帯電話(その大きさには驚きます)と自分の携帯電話のサイズを比較する程度でしたが、今の若い年代ははるかに進んだ知識を持っているのです。

3.授業への積極的参加につながる

授業でテクノロジを活用するメリットの1つに、受け身の学習スタイルから脱却できる点があります。デジタルツールを活用した授業では、インターネットでの情報収集、自分の意見をまとめる作業、必要な情報と不要な情報の仕分けなどを通じて、積極的に授業に参加できるようになります。このような取り組みは、学習意欲の向上や学習の定着へとつながっていきます。

4.実生活に役立つ経験を得る

デジタルツールを採用した授業では、教師はファシリテータとしての役割を果たします。つまり、生徒が達成すべきプロジェクトの目標を設定し、必要なリソースやガイドラインを提示します。生徒は、数ある中からデザインを選択し、使用する情報や参照するリソースを自分で決めます。小さな頃からこのような方法で学習し、問題解決の戦術を身につけることは、これからの人生で必ず役立つことでしょう。

5.どの生徒も大好きなビジュアルメディア

自分が学校に通っていた頃を思い出してみてください。教室に入ったときに、先生の机の上にプロジェクタとビル・ナイのVHSビデオがあったとしたら、思わずにっこりしませんか? 複雑な概念を学習する場合、教科書を使用するよりもビジュアルメディアを利用した方が、短時間で簡単に理解できます。最近の調査では、テクノロジを適切に導入した学習環境では、テストの点数アップ、出席率の向上、理解度の向上などの効果をあげていることがわかっています。将来、非常に優秀な生徒が続々と登場するかもしれませんね。

※本内容はBarracuda Product Blog 2014年2月6日 5 Reasons Classrooms Should Go Digital (Now) を翻訳したものです。

ケリー・パインズ(Kelli Pines)

本稿は、バラクーダネットワークスのWebサイトに掲載されている『バラクーダラボ』2月28日付の記事の転載です。