Barracuda Cloud Control(BCC)チームが、LDAP認証のベータ版を含むアップデートの提供を開始しました。このアップデートにより、BCCユーザは企業の資格情報を使用してBCCへのアクセスと管理を実行できるようになります。

LDAP認証はサインオンの同期に対応しているので、1つのユーザ名とパスワードを共有し、複数のサービスで使用することが可能です。つまり、LDAPでのユーザ名とパスワードの認証では、Barracuda Cloud ControlデータベースではなくLDAPディレクトリが使用されます。資格情報はLDAPディレクトリで一元管理されるので、BCCで別途管理する必要がなくなるわけです。

LDAPの特長は、シングルサインオン、パスワード同期、シンプルな管理などがよく知られていますが、セキュリティ機能も優れています。たとえば、システム管理者はLDAPシステムでパスワード要件を作成し、LDAPアカウントに制限を設けることで、BCCへのアクセスを制御できます。

Barracuda Cloud Controlをお使いの皆さんは、LDAPについてすでによくご存知でしょう。LDAPとディレクトリサービスについてあまり知識がない方は、Dev Shedに掲載されている入門書をご覧ください。ディレクトリサービスを初めて使用するユーザ向けに、サービスの活用方法などが紹介されています。

LDAPのベータ版をBCCで使用するには、セットアップが必要になります。BCCチームは、アップデートの正式な配布の前に機能テストの実行を予定しています。LDAPの使用を開始したい方は、BCCチーム(BCC_Beta@barracuda.com)にご連絡ください。数営業日内に、ご使用中のアカウントでLDAP機能が有効になります。

また、このベータ版に関するご質問や不明な点も、上記のメールアドレスにお問い合わせください。Barracuda Cloud Controlの詳しい情報は、BCCのドキュメントまたはブログ記事をご覧ください。

※ 本内容はBarracuda Product Blog 2014年1月22日 LDAP now available as a beta feature in Barracuda Cloud Controlを翻訳したものです。

クリスティーン・バリー(Christine Barry)(バラクーダネットワークス、チーフブロガー)

本稿は、バラクーダネットワークスのWebサイトに掲載されている『バラクーダラボ』●月●日付の記事の転載です。