本日は、最新のBarracuda SSL VPN 2.4に付属する素晴らしい機能、「デバイス設定(Device Configuration)」をご紹介しましょう。これは、エンドユーザデバイスに保存されているアプリケーションとファイルへのアクセスに必要な設定変更をデバイス上で自動的に行う機能であり、エンドユーザデバイスの設定とサポート作業が格段に簡単になります。

システム管理者は、デバイス設定(Device Configuration)を使用することにより、Barracuda SSL VPNでのリソースプロビジョニングなどの設定をユーザデバイスで直接実行できます。ログインすると、リソースと設定のメニューが表示されるので([RESOURCES(リソース)]>[Device Configuration(デバイス設定)]メニューを選択)、プロビジョニングの対象となるリソースとデバイス上の場所(デスクトップなど)を選択します。

Windowsデバイス

Windows環境のPCでは、次のプロビジョニング機能を使用できます。

ショートカット(デスクトップなど。)SSL VPNアプリケーション、Webフォワード、監査レポート、ネットワークプレース、SSLトンネルに簡単にアクセスできます マッピングデバイス
クライアント証明書
IPsec設定(クライアントとサイト間のVPN接続)
PPTP設定(クライアントとサイト間のVPN接続)

iOSデバイスとMac OS X(10.7以降)デバイス

このデバイスでは、次のプロビジョニング機能を使用できます。

メール設定(企業のメールサービスへの接続)
Exchangeの設定
LDAPの設定
Webクリップショートカット(デスクトップ。SSL VPNアプリケーション、Webフォワード、監査レポート、ネットワークプレース、SSLトンネルに簡単にアクセスできます)
クライアント証明書
IPsec設定(クライアントとサイト間のVPN接続)
PPTP設定(クライアントとサイト間のVPN接続)

詳細は、SSL VPN TechLibをご覧ください。

数週間後にリリースされるBarracuda SSL VPN 2.5ではさらに素晴らしいモバイル端末サポート機能が提供される予定ですので、どうぞご期待ください。

Barracuda SSL VPN

クリスティーン・バリー(Christine Barry)(バラクーダネットワークス、チーフブロガー)

本稿は、バラクーダネットワークスのWebサイトに掲載されている『バラクーダラボ』1月27日付の記事の転載です。