iPhoneをクラッシュさせるメッセージ文字列について、耳にしたことがあるでしょうか?バラクーダネットワークスのセキュリティ担当GMであるスティーブン・パオ(Steve Pao)が、この問題についてNBCで解説しています。
この動画では、次の内容が取り上げられています。
- バグの文字列のメッセージを簡単に送信できることをデモで紹介
- このバグが脅威というよりは迷惑行為に分類される理由
- このコードが急速に拡散した理由
- Appleの対応
現時点でAppleは、公式のバグ修正をリリースしていませんが、この問題への対処法を解説したサポートドキュメントを公開しています。次の手順で簡単に復旧できます。
- Siriに「未読メッセージを読んで」と指示します。
- Siriが不正なメッセージに返信します。返信が完了したら、メッセージアプリを開くことができます。
- 上記の手順で問題が解決しない場合には、問題のメッセージをタップしたままホールドし、[その他]をタップして削除します。
Appleは、次回のソフトウェア更新でバグ修正をリリースする予定です。
※本内容はBarracuda Product Blog 2015年6月3日iPhone’s killer unicode stringを翻訳したものです。
クリスティーン・バリー(Christine Barry)(バラクーダネットワークス、チーフブロガー)
本稿は、バラクーダネットワークスのWebサイトに掲載されている『バラクーダラボ』6月10日付の記事の転載です。