先月、このブログでSignNowとMicrosoft Outlook Office 365の統合を取り上げました。Outlookの受信ボックスから直接アプリケーションを起動し、添付ドキュメントの署名/送信/追跡を実行できます。この統合によってSignNowの利便性は大きく向上しました。特に最近はOffice 365に移行するユーザが増えているので、SignNowとMicrosoft Office 365のWordを組み合わせて利用することをお勧めします。

ワードプロセッシングアプリケーションとして主にWordを使用しているユーザにとって、SignNowとWordの統合は使い勝手という点で大きなメリットになります。Microsoft Wordを頻繁に使用するユーザ向けに、WordからSignNowにアクセスしやすく、さらに簡単に操作できる設計が採用されています。

では、具体的な導入手順を説明しましょう。

Word 2013以降を使用している場合、Microsoft Office App Storeにアクセスし、右上の検索ボックスに「SignNow」と入力して[Enter]キーを押します。「SignNow by Barracuda - for Word」と表示されたら、それをクリックするだけでOfficeアカウントにアプリが追加されます。これで、Wordでの作業中、アプリからSignNowにアクセスすることが可能になります。

このアプリを使えば、Wordドキュメントにテキスト、署名、初期フィールド、ドロップダウンフィールドを追加し、ドキュメントをSignNowアカウントにアップロードする作業を非常に簡単に実行できます。特定のWordテンプレートで契約書を作成し、一部の文言を変更する場合など、よく行う作業がシンプルになります。上記のケースでは、ドキュメントをWordでカスタマイズし、SignNowにアップロードして送信するという手順を行います。

では、この新しい統合の特徴をいくつかご紹介しましょう。

  • テキスト、ドロップダウン、初期フィールド、署名フィールドをWordドキュメントに簡単に挿入できます。
  • 既存のテキスト内にフィールドを配置し、アップロード時にSignNowフィールドに変換します。
  • Wordドキュメントに名前を付け、SignNowアカウントに直接保存します。
  • Wordで編集したドキュメントを、SignNowに再度アップロードします。
  • Wordドキュメントでのフィールド配置は、コピーと貼り付けで簡単に実行できます。

SignNow for Wordのバージョン2に期待してください。現在、WordでSignNowをさらに使いやすくするために、機能拡張に取り組んでいます。アプリのアップデートは、今後数ヵ月以内に提供される予定です。

SignNow by Barracuda for Wordは、Microsoft App Storeからダウンロードできます。

https://store.office.com/signnow-by-barracuda-for-word-office-365-WA104379211.aspx?assetid=WA104379211

SignNowの関連情報については、バラクーダネットワークスのブログをご覧ください。

http://blog.barracuda.com/category/barracuda-products/signnow/

※本内容はBarracuda Product Blog 2015年2月2日Quickly Sign, Send, and Edit Documents with SignNow and Word for Microsoft Office 365を翻訳したものです。

Thor Clark

本稿は、バラクーダネットワークスのWebサイトに掲載されている『バラクーダラボ』2月23日付の記事の転載です。