先日、Microsoftが提供を開始したAzure Governmentとは、米国連邦政府、州、地方行政機関を含む政府機関向けのパブリッククラウドコンピューティングサービスです。Azure Governmentは今年3月からプレビューを開始し、いよいよ政府機関ユーザへの提供が始まりました。
Microsoft Azure Governmentは、物理的に分離されたAzureインスタンスであり、アクセスを制限することによって政府機関のさまざまなセキュリティ標準や要件に対応します。Azure Governmentクラウドでのソリューション実行は、特定の政府機関およびその関連組織に限定されています。このサービスは、FedRAMP、ITAR、CJIS、HIPAAをはじめとするセキュリティ標準に準拠しています。
今週ワシントンDCで行われた発表イベントに、バラクーダネットワークスも参加しました。およそ300人の参加者を前に、MicrosoftのCEOであるサトヤ・ナデラ(Satya Nadella)氏、政府機関部門担当CTOであるスージー・アダムズ(Susie Adams)氏、シニアTSPであるジョン・ハーベイ(John Harvey)氏がプレゼンテーションを行いました。今回のサービス提供開始には、バラクーダネットワークスも大きな期待を寄せています。というのは、バラクーダネットワークスのソリューションは、現在Azure Governmentギャラリーで利用できる唯一のセキュリティソリューションだからです。
バラクーダネットワークスはAzureでいち早くソリューションを提供したセキュリティプロバイダであり、Microsoftとのパートナーシップは長期間にわたって実績をあげています。Azureギャラリーにもいち早く登場しており、Microsoft Worldwide Partner Conferenceでの15分のプレゼンテーションでは、スコット・ガスリー(Scott Guthrie)がAzure認定プロセスを発表し、Barracuda WAFのデモンストレーションではその使いやすさをアピールしました。現在、バラクーダネットワークスは完全なセキュリティソリューションスイートをAzureで提供しており、Barracuda WAFとNextG FirewallについてはAzure Governmentイメージギャラリーでの提供が開始されています。
スージー・アダムズ(Susie Adams)氏とジョン・ハーベイ(John Harvey)氏がAzure Governmentのプレゼンテーションでバラクーダネットワークスのソリューションを紹介 |
バラクーダネットワークスは、Azure GovernmentとMicrosoft Federal Cloudチームに大いに役立つソリューションを提供しています。ソリューションの提供開始に関する発表は、こちらのプレスリリースをご覧ください。
Microsoft Azure向けにバラクーダネットワークスが提供するソリューションについては、こちらをご覧ください。
Barracuda Web Application Firewallについてはこちら、Barracuda NextG Firewallについてはこちらをご覧ください。
※本内容はBarracuda Product Blog 2014年12月10日Barracuda security included in Microsoft Azure Governmentを翻訳したものです。
Jan Poczobutt
本稿は、バラクーダネットワークスのWebサイトに掲載されている『バラクーダラボ』2月20日付の記事の転載です。