バラクーダネットワークスをご存知の方は、「Cloud Evolved(クラウド進化)」という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。これは、バラクーダネットワークスの哲学であり、問題解決にクラウドを活用しようというアプローチを示しています。

今日は、Cloud Evolvedについて簡単に解説したいと思います。

迅速なリカバリ:Barracuda Backupと、VMware向けローカルLiveBootおよびクラウド対応のLiveBootを組み合わせれば、仮想マシンをわずか数分で復旧できます。

スケーラブルなストレージ:Barracuda Message Archiverは、クラウドにデータを移行する機能を備えているので、長期的なオフサイトストレージを経済的に実行できます。

先進のネットワークセキュリティ:Barracuda NextG Firewallは、中断されることのないセキュアな高速クラウド接続を介して、スケーラブルなネットワークセキュリティを実現します。

セキュアなアプリケーション導入:Barracuda Web Application Firewallは、クラウドでホスティングされているアプリケーションのセキュリティを確保します。

バラクーダネットワークスは、ユーザネットワークの処理能力とスループット向上にも、クラウドを活用しています。次に例をあげます。

事前フィルタリング:Barracuda Spam FirewallBarracuda Web Filterなどの製品は、クラウドとローカルの複数のセキュリティ階層で構築されています。トラフィックがユーザネットワーク内に入る前に、Barracuda Cloudはトラフィックを検証し、既知の脅威が発生していないかチェックします。これにより、スパムや不正トラフィックによる帯域幅の無駄遣いを回避できます。

CPUに負荷がかかる処理:Barracuda Firewallは、クラウドベースのフィルタリングとレポーティング機能により、過剰なトラフィックやリソースの無駄遣いを防ぎます。バラクーダネットワークスのクラウド保護レイヤは、デバイスを最大限に活用し、単一のセキュリティデバイスの枠を超えた拡張性を実現します。

生産性:バラクーダネットワークスの製品の多くは)Barracuda Cloud Control(BCC)からの管理が可能です。BCCは、すべてのデバイスを一元管理するWebベースの管理ポータルです。また、コミュニティフォーラムや、高い実績を誇る技術サポートにもアクセスできます。BCCでは、ログイン情報、シリアル番号、電話番号をすべてまとめて管理できます。

バラクーダネットワークスのすべての製品にCloud Evolved哲学が反映されています。

※本内容はBarracuda Product Blog 2014年8月26日Cloud Evolvedを翻訳したものです。

クリスティーン・バリー(Christine Barry)(バラクーダネットワークス、チーフブロガー)

本稿は、バラクーダネットワークスのWebサイトに掲載されている『バラクーダラボ』10月16日付の記事の転載です。