この記事は、ベン・バートル(Ben Bartle)による投稿です。
Googleは先日、教育機関を対象にしたChromebookの販売台数が、前四半期で100万台に達したことを発表しました。あらゆるユーザ層においてChromebookの人気は上昇を続けていますが、特に、予算の少ない学生に人気があります。安価、軽量、高機能という特色を持ったChromebookは、それだけで非常に魅力的です。Chromebookが素晴らしいのは、可能な限りWebブラウザが問題なく動作するように設計されているという点です。オンラインコンテンツへのアクセスが主要目的なので、余分な機能やコンポーネントは搭載されていません。また、非常に高機能でインタラクティブという最新Webアプリケーションの特長を活かし、このようなコンテンツデリバリを中心にカリキュラム全体を構築することが可能になります。
このような最新Web機能を活用できる製品の1つに、Google Apps for Educationがあります。このアプリケーションスイートには、ユーザアカウント、アクセス、リソースの接続と制御を行う多種多様なツールが含まれています。ただし、Googleは幅広いツールを提供しているとはいえ、CIPA規格への準拠を維持するコンテンツ管理機能はありません。皆さんは、CIPA規格への準拠にどのような方法を使用していますか?
CIPA(児童インターネット保護法)とは、インターネット上にあるわいせつなコンテンツや悪影響を及ぼすコンテンツに子供がアクセスする問題に対処するために、2000年に施行された法律です。以下、FCC CIPA Webサイトからの引用です。
CIPAは、インターネットアクセスまたはインターネット接続費用の補助を受給する教育機関と図書館を対象に、一定の要件を適用します。… CIPAは、(a)わいせつ画像、(b)児童ポルノ、(c)未成年に有害(未成年がアクセスするコンピュータ)な画像のブロックやフィルタリングにより、保護措置を講じるものです。
このように、CIPA規格への準拠は、コンテンツ管理のプランニングにおいて重要な要素となります。
Barracuda Web Filterバージョン8.0は、Chromebookのサポート対象です。Barracuda Web Filterは、学校内外でのインターネットの使用を制御/追跡することにより、生徒や教師が安全かつ規格に準拠した環境でインターネットにアクセスできるようにします。家庭、喫茶店、インターネットカフェなど、インターネットにアクセスする場所を問わず、ユーザを保護することが可能です。また、ディレクトリサービスと統合することによって信頼性の高いユーザ認証を実行でき、正確なデータの報告や確実なポリシー適用を実現します。
バージョン8には、次のような機能が新たに追加されています。
カスタムダッシュボード:インターフェイスをカスタマイズすることにより、よく使用するデータへのアクセスが簡単になります。
データパターンの拡張:キーワードカテゴリを追加できます。Barracuda Web Filterバージョン8.0では、医学用語(HIPAA)、社会保障番号、クレジットカード番号、個人情報などのカテゴリをサポートします。
無線アクセスポイントの統合:Ruckus WirelessとMeruの両方に対応し、ユーザ認証をBarracuda Web Filterで実行します。つまり、無線ネットワークでの認証が完了したユーザは、フィルタにログインしなくても、コンテンツセキュリティポリシーをすべて受信できます。
Barracuda Web Filterを導入し、生徒、スタッフ、教師が安心してインターネットに接続できる環境で新学期を迎えませんか? 詳細な内容はこちらをご覧ください。
オハイオ州ウェスタービル市が、プライベート/パブリックネットワークの保護にBarracuda Web Filterを採用
※本内容はBarracuda Product Blog 2014年8月14日Are you ready for Chromebooks?を翻訳したものです。
クリスティーン・バリー(Christine Barry)(バラクーダネットワークス、チーフブロガー)
本稿は、バラクーダネットワークスのWebサイトに掲載されている『バラクーダラボ』9月12日付の記事の転載です。