このたび、英国大手の動画ストリーミングサービス会社であるblinkboxが、Microsoft Azure認定Barracuda Web Application Firewallを採用しました。

blinkboxは、英国大手のオンデマンドストリーミング会社であり、2万を超える映画やテレビ番組を、100万人を超える視聴者に提供しています。blinkboxの業務では、動画ストリーミングアプリケーションサーバが非常に重要な役割を果たします(pdf)。

サービスにアクセスするユーザ数と、ユーザに視聴いただけるタイトル数が着実に増加している現在、障害発生の余地はありません。アプリケーションダウンタイムは絶対に許されないのです。blinkboxのサービスを常に安心して利用いただけるようにするには、アプリケーションのセキュリティ保護は非常に重要な要件の1つです。 blinkboxのITオペレーションエンジニア主任であるサラジュ・マシャル(Sarju Mashru)氏のコメント:「blinkboxの業務の中核となるのはアプリケーションです。アプリケーションには、優れた可用性とセキュリティ、シームレスなユーザエクスペリエンスを提供する能力が求められます。

このようなアプリケーションパフォーマンスと可用性の要件を満たすために、blinkboxはMicrosoft Azureに移行し、アプリケーション保護機能にBarracuda Web Application Firewallを採用することを決定しました。

blinkboxは、ビジネスニーズを完全に満たすことができるMicrosoft AzureのIaaS(Infrastructure As A Service)製品の導入を決定した2012年、アプリケーションの総点検を開始しました。クラウドへのデータ移行ではセキュリティが最優先課題になることから、意思決定プロセスではBarracuda Web Application Firewallの統合が重要な役割を果たしました。バラクーダネットワークスとMicrosoft Azureの戦略的パートナーシップをベースにしたソリューションは、オンプレミスのデータセンターに匹敵する高レベルなセキュリティをクラウドアプリケーションでも実現することが可能です。このような点を検討した結果、データストレージ、エンコーディング、Webサーバ、すべてのアプリケーションをMicrosoft Azureクラウドに移行し、Barracuda Web Application Firewallで保護する、という方法は自然な選択肢でした。

Microsoft Azureに移行してBarracuda Web Application Firewallでアプリケーションを保護することにより、blinkboxはエンジニアの作業時間の短縮とライセンスコストの削減を可能にしています。新しいインフラの習得も簡単なので、トレーニングはほぼ不要です。blinkboxの試算によると、今回の移行によるコスト削減効果は数百万ポンドにのぼる見込みです。

Microsoft Azureへの移行とバラクーダネットワークスソリューションによるアプリケーション保護に成功したblinkboxの事例(pdf)は、こちらをクリックしてください。Microsoft Azure認定のバラクーダネットワークスソリューションの詳細は、こちらをクリックしてください。blinkboxとバラクーダネットワークスのエグゼクティブのコメントは、こちらをクリックしてください。

※本内容はBarracuda Product Blog 2014年7月15日Leading UK movie streaming service protected by Barracuda Web Application Firewallを翻訳したものです。

クリスティーン・バリー(Christine Barry)(バラクーダネットワークス、チーフブロガー)

本稿は、バラクーダネットワークスのWebサイトに掲載されている『バラクーダラボ』8月4日付の記事の転載です。