今日は、AKRFを取り上げたいと思います。AKRFは、環境、プランニング、エンジニアリングの分野をリードするコンサルティング会社であり、米国の東海岸に5つの支店を展開しています。フラッシングメドウズにあるUSTAナショナルテニスセンター、ヤンキースタジアム、マウントサイナイ病院といった大規模プロジェクトを手がけた実績があるので、名前を耳にしたことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

AKRFの業務では、CAD、GIS、Officeなど大量のデータを処理するドキュメントが必要になります。このような作業には、AKRFの従業員はオフィスでソフトウェアを使用するか、ソフトウェアが事前設定されたノートPCが必要になります。しかし、リモートでの作業には時間がかかり煩雑であることから、ほとんどの従業員は外出先での作業をあきらめ、オフィスで残業していました。

この問題の解決策として、AKRFはBarracuda SSL VPNを導入しました。新しい環境では、Barracuda SSL VPNポータルと、オフィスワークステーションへのRDPアクセスを組み合わせて活用しています。これにより、AKRFの従業員は柔軟に作業できるようになり、残業や休日出勤が不要になりました。また、リモートサイトからいつでもアクセスできるので生産性も向上しています。

さらに、Barracuda SSL VPNではユーザライセンス数を低減でき、ソフトウェアのコスト削減にも貢献しています。セキュアなリモートデスクトップを使用すれば、オフィスマシンにログインするだけでライセンス供与されたCADやGISソフトウェアにいつでもアクセスできるので、自分のデスクトップにソフトウェアをインストールする必要がなくなります。

また、ニューヨークをハリケーンサンディが襲ったときも、Barracuda SSL VPNは威力を発揮しました。本社はおよそ1週間、使用不能な状態に陥りましたが、クライアントプロジェクトを中断することなく、業務を続けることができたのです。AKRFによるBarracuda SSL VPNの導入事例は、こちらをクリックしてください(pdf)。

Barracuda SSL VPNについて詳しくは、こちらの製品ページをご覧ください。製品の機能、特長、モデル展開についてご紹介しています。また、ライブデモと30日間の無料評価もご利用いただけます。

※本内容はBarracuda Product Blog 2014年7月11日Lower costs and keep your employees productive with the Barracuda SSL VPN を翻訳したものです。

クリスティーン・バリー(Christine Barry)(バラクーダネットワークス、チーフブロガー)

本稿は、バラクーダネットワークスのWebサイトに掲載されている『バラクーダラボ』7月29日付の記事の転載です。