この記事は、ベン・バートル(Ben Bartle)による投稿です。

インターネットを利用しない人であれば、スノーデンという名前を知らないでしょうし、興味もないでしょう。一方、インターネットに接続している人であれば、インターネットや通信方法にさまざまな変化が現れていることに気付いているはずです。インターネット企業の多くは、通信のあらゆる側面を暗号化する取り組みを進めています。前回のブログ記事では、Googleなどの企業が、検索ページのデフォルトプロトコルをHTTPSに設定したことについて説明しましたが、現在ではさらにメール通信が暗号化されつつあります。Webページよりもメールの暗号化の方が複雑であり、さまざまな課題があります。たとえば、送信者と受信者の両方が同じ暗号化テクノロジをサポートしなくてはなりません。

Googleが今週発表したデータによると、Gmailで送信されたメッセージの65%が送信時に暗号化されています。昨年12月の時点では39%でしたが、ほぼ2倍に増大したことになります。Yahoo、Facebook、AOLもメールの暗号化を開始しており、MicrosoftもMSN、Hotmail、Hotmailといったメールの無料サービスを暗号化することを発表しました。さらに上記のデータでは、VerizonとComcastでのメール通信はほぼ暗号化されていないことが示されています(暗号化されているのは1%未満)。このような企業にとって、通信の暗号化はユーザ層を維持/拡大する上で不可欠です。プライバシーに不安のあるサービスを使用したいと思うユーザは存在しません。

メールの暗号化を検討されている方に、最適なソリューションがあります。

Barracuda Spam FirewallBarracuda Email Security Serviceは、いずれもBarracuda Email Encryption Serviceに追加コストなしでアクセスできます。Barracuda Email Security Serviceは、TLS暗号化を使用して外部からのメールを自動的に受信します。また、外部へのメールに適用する暗号化ポリシーの設定も可能です。Barracuda Spam Firewallでは、送受信両方のメールにさらにきめ細かいポリシーを適用できます。ハードウェア/仮想プラットフォームとクラウドサービスプラットフォームのいずれにおいても、メールの内容に基づいたポリシーを設定することで、機密性の高い情報(クレジットカード、ソーシャルセキュリティ、医療などのデータ)の漏えいを防ぐことが可能になります。バラクーダネットワークスは、この機能をセキュリティポートフォリオの中核に位置付けています。また、ユーザライセンス/機能別ライセンス料は発生せず、エネルギー充填サービスにすべて含まれています。バラクーダネットワークスのソリューションがあれば、メールの暗号化は簡単です。Barracuda Spam FirewallとBarracuda Email Security Serviceを是非ご検討ください。

※本内容はBarracuda Product Blog 2014年6月6日Is your email communication secure?を翻訳したものです。

クリスティーン・バリー(Christine Barry)(バラクーダネットワークス、チーフブロガー)

本稿は、バラクーダネットワークスのWebサイトに掲載されている『バラクーダラボ』7月1日付の記事の転載です。