Colgate Rochester Crozer Divinity Schoolは、ハイランドパーク(ニューヨーク州ローチェスター)にある小規模な私立大学であり、およそ150人の学生と教員が在籍しています。テクノロジサービス担当ディレクタであるトッド・オーバーフィールド(Todd Overfield)氏は、成長を続けるITインフラをサポートしています。
Symantecとスパムに悪戦苦闘
Colgate Rochester Crozer Divinity Schoolは、学生や教員のメールボックスに押し寄せるスパムに手を焼いていました。スパム対策としてMicrosoft ExchangeサーバにSymantec Mail Securityを導入したものの、効果はありませんでした。そこでオーバーフィールド氏は、スパムとウイルス対策で長年の実績を持つベンダのソリューションを導入しようと決意しました。「Symantecの製品はひどいものでした。導入にコストがかかるだけでなく、管理と設定が非常に難しかったのです。ユーザインターフェイスは直観的でなく、ユーザフレンドリーでもなかったので、我々のようにITスタッフの数に限りがある組織にとっては大きな負担でした」。Exchangeサーバで稼働していたSymantec Mail Securityは非常に効率が低く、外部からのスパムコンテンツをフィルタリングするだけの処理にサーバリソースの大部分を消費していました。その結果、メールサーバは十分なリソースを確保できなくなり、メールの送受信に支障をきたしていました。「Symantec Mail Securityを稼働することによって、Exchangeインフラの処理速度が低下してしまいました。スパムフィルタはメールサーバを効率化するはずですが、皮肉なことにSymantecはまったく逆でした」。
バラクーダネットワークスのソリューションで、スパムを完全にブロック!
オーバーフィールド氏は、Symantecの電話サポートを何時間も受けて調整を試みましたが、最終的に新しいメールセキュリティソリューションを導入することにしました。そこで選ばれたのが、最高クラスのBarracuda Spam Firewall 300です。ポリシーできめ細かくメールを管理でき、メールトラフィックのフローに遅延が発生しなくなりました。また、Exchangeサーバのリソースを奪うこともありません。Barracuda Spam Firewallの導入後、スパムコンテンツが大量に送信されてくることはなくなりました。「Exchangeインフラは常に過負荷状態だったのですが、Barracuda Spam Firewallを導入したとたんに負荷が非常に軽くなりました。これまでさまざまなベンダの製品を使用してきましたが、どのベンダも「このソリューションは問題をすべて解決する特効薬です」と言います。しかしBarracuda Spam Firewallほど、まさに「特効薬」といってよいソリューションはありません」。
オーバーフィールド氏は、直観的な管理インターフェイスと製品の優れた信頼性が可能にする管理のしやすさを特に高く評価しています。「最初の導入作業はわずか数分で完了しました。その後は、ほぼ何も行っていません。これは、ソリューションの優れた効率性を実証しています。メッセージログをたまにチェックすることはありますが、その程度です。問題なく稼働する優れた安定性も、バラクーダネットワークスのソリューションを気に入っている点です。これほどの安定性が他のコンポーネントにもあれば、日々のネットワーク管理作業は格段に楽になるでしょう」。
オーバーフィールド氏は、バラクーダネットワークスが誇る顧客サービスにも非常に満足しています。「バラクーダネットワークスの対応の早さには驚くばかりです。現在稼働中のBarracuda Backup Server 390について、これまで何回かサポートに問い合わせたことがありますが、わずか数分で対応してもらいました。あらゆる状況に的確に対応するバラクーダネットワークスのサポートは、カスタマーエクスペリエンスを重視する世界トップクラスのサービスです」。
※本内容はBarracuda Product Blog 2014年5月21日Colgate Rochester Crozer Divinity School Chooses Barracuda, Spam No More!を翻訳したものです。
ケリー・パインズ(Kelli Pines)
本稿は、バラクーダネットワークスのWebサイトに掲載されている『バラクーダラボ』6月18日付の記事の転載です。