Paulsboro Public Schoolsは、ニュージャージーのグロスター郡、ポールズボロにあるK12(幼稚園から高校まで)の公立学区です。この学区にある4つの学校では1,200人の生徒が学び、250人の職員が働いています。ジョセフ・マガズ(Joseph Magazu)氏は、この学区のIT部門ディレクタを務めており、複数サイトのITインフラのサポートを担当しています。この学区では、パフォーマンス向上と冗長化を目的に、300Mbpsと50Mbpsのインターネット接続が設置されています。
Paulsboroが目指した統合セキュリティのアプローチ
Paulsboro Public Schoolsは、不適切なコンテンツから生徒を保護し、帯域幅を管理する機能を備えた新しいソリューションを求めていました。というのは、それまで導入されていたWebフィルタ/ファイアウォールソリューションには、SSL検証や次世代アプリケーション対応といった重要な機能が欠落していたからです。また、設定や管理作業が難しく、時間がかかるのも悩みの種でした。したがってマガズ氏は、多彩な機能、使いやすさ、手頃な価格という特徴を備えたソリューションの導入を検討していました。
バラクーダネットワークスの統合セキュリティソリューション
Paulsboroのネットワークで遅延が発生し始めたことから、マガズ氏は帯域幅の濫用を解消する機能もソリューション選びの条件に加えました。その結果として選ばれたのが、次世代アプリケーション対応を特徴とするBarracuda Firewallと、Web Filterを組み合わせたソリューションです。導入後、不適切なコンテンツへのアクセスを以前より格段に高い確率で捕捉できるようになりました。さらに、UltraSurfやHotSpotShieldなどのプロキシを使ってフィルタリングポリシーを迂回しようとする操作もブロック可能になりました。また、Webフィルタリングによって、ファイル共有やストリーミングメディアアプリケーション(BitTorrent、Netflix、Pandoraなど)へのアクセスを制限することで、ネットワークパフォーマンスも大幅に向上しました。
さらに、Barracuda Cloud Controlも威力を発揮しています。これは、バラクーダネットワークスのソリューションすべてを一元的に設定および監視できるWeb管理センターであり、無料で利用できます。以前は管理作業が複雑で、ソリューションごとに異なる管理インターフェイスの操作を習得するのは大変でしたが、この問題も解決されました。
マガズ氏は次のように語っています。「Barracuda FirewallとBarracuda Web Filterを組み合わせた統合セキュリティソリューションによって、一元管理、時間の短縮、コスト削減というメリットを、インストールしたその日から実現できました。これまでに経験したことのない素晴らしいサービスと顧客サポートにも満足しています。バラクーダネットワークスは、まさに驚くべき製品とサービスを提供しています」。
※本内容はBarracuda Product Blog 2014年5月9日Paulsboro Public Schools Combines Barracuda Firewall with Web Filter for a Unified Security Solutionを翻訳したものです。
ケリー・パインズ(Kelli Pines)
本稿は、バラクーダネットワークスのWebサイトに掲載されている『バラクーダラボ』6月2日付の記事の転載です。