美少女フィギュア造形、継続中です。今回も、さらにディテールを加えていきます。
まずは、上着となる白衣の整形です。不自然なラインを削った後に、穴を空け、皺を付け加えていきます。ここで空ける穴とは、肌とシャツの間や、シャツと上着の間にあるべき三次元的な空間のことです。
この作業では、マジックスカルプを使用します。マジックスカルプの食いつきは、造形パテ(黄色)に比べるといまいちなのですが、同じ素材の方が馴染むので、ここではあえてマジックスカルプを選択しました。マジックスカルプは比較的水溶なので、アクリル溶剤やアルコールをスパチュラにつけながら整形すると扱いやすいです。
必要な穴を作り、ディテールを加えた後、パテが硬貨したら整形を開始します。形が気に入らない場合、削る→再びマジックスカルプを盛る→整形する→硬化させる→削るという流れを何度も繰り返します。
このように繰り返し作業していると、腕などの細い(もしくは弱い)パーツが折れてしまうこともあるので、要注意です。次回は、さらに造形を進めていきます。