前回にひき続き、フィギュアのためのジオラマベースの制作を進めていきます。
屋上の縁の芯になる木材を、パンチやニッパーである程度荒らして「ウッドパテ」を塗ります。画材のモデリングペーストやジェッソのように扱えるので、テクスチャーをつけながら盛っていきます。その際に、ウッドパテにエナメル塗料を混ぜて、何色かそれっぽい色にして盛ると、効果的な上に、後で色を塗らなくも済みます。とにかく、単調にならないように気をつけましょう。
フィギュアをベースに置いてみると、シンプル過ぎる印象もあるので、屋上に小屋を足す事にしました。洗剤の空き箱にダンボールの緩衝材を巻きつけて、波板のトタンに見立てます。後ろにも、壁面が欲しかったので、空き箱に壁紙を貼って、それっぽく作ります。
これらの部分は、写真撮影して画像合成した場合、はっきりとは写らない予定なので、あまり懲りすぎず、雰囲気物と言うことで気楽に造形しています。
再びフィギュアをベースに配置して、バランスなどをチェック。これで、ジオラマベースは完成です。次回これを撮影して、「Photoshop」などで背景を合成して、仕上げていく予定です。
安藤賢司 |
次回、超絶フィギュアとベースが脅威の融合