先週、Confluence 5.7 がリリースとなり、チームコラボレーションをさらに促進するインライン コメント機能が装備されました。この機能追加で Confluence の全ユーザーはプロジェクト計画、MS Office ファイル、画像などに簡単にコメントできるようになりました。一方、Confluence 5.7 には Confluence で Data Center デプロイメント オプションが利用できるシステム管理者向けの機能も装備されています。
Confluence Data Center は、アトラシアンの最大規模のお客様がビジネスに不可欠なアプリケーションに必要とする大規模システムでの高い可用性とパフォーマンスを実現するように設計されています。すでにアクティブ/アクティブ クラスタリングや即時拡張性を装備していますが、アトラシアンではエンタープライズのお客様にさらなる価値をもたらし、戦略的な作業に重点的に取組めるようにシステム管理者の負担を減らす方法を常に探究しています。
エンタープライズ アプリケーションのスループット向上とパフォーマンス低下を避けるためには、インストレーションや環境に関してできるだけ詳細な情報を手にすることが必要不可欠なことをアトラシアンは理解しています。
Confluence Data Center 5.7 の新しいパフォーマンス監視コンソールを使えば、すばやくご利用環境で重要な統計データの確認や問題領域を識別することができます。そして、この作業すべてを現在処理中のノードから離れる必要なく実行できます!
では、新しい監視コンソールで確認できる情報を簡単に見てみましょう。
クラスタリング コンソール: クラスター全体で発生している事象を理解できるワンストップショップ
- 現在処理が実行されているノードを表示し、アップタイムのデータを提供
- 各ノードのシステムとヒープ使用量を表示
動作がおかしいサーバーがある場合は、さらに別のコンソールを確認して簡単に問題発生源を見分けることができます。
ランタイム情報: すばやく問題領域を識別
- メモリや CPU の使用状況の詳細レポートを表示
- アプリケーション全体の健全性をすばやく把握
キャッシュ統計データ: パフォーマンスの悪いキャッシュを一目で突き止め調整
- 実行中の各アプリケーションやモジュールの現在の使用量を表示
- 余剰容量が割り当てられたキャッシュを強調
ライブ アクティビティ: パフォーマンスを妨害していると考えられる有力候補を識別
- ユーザー単位で時間がかかっているリクエストと長時間実行中のタスクを表示
- 検索機能を使い時間がかかっているタスクを簡単に見つける
Confluence Data Center をすでにご利用ですか? こちらのドキュメンテーションで Confluence Data Center 5.7 へのアップグレード手順をご確認ください!
Confluence Data Center にご興味をお持ち頂けましたでしょうか?
本稿は、Atlassian Blogs 日本語版の転載です。本文中の日時などはAtlassian Blogs 英語版での投稿当時のものですのでご了承ください。