私たちは前回のメジャーリリース、Team Calendars 4 においてカレンダータイプからイベントタイプへの移行を行ない、その結果、チームスケジュールの集中管理がより少ない数のカレンダーで可能になりました。そのリリース後間もなく、当社の公開イシュートラッカーに、イベントタイプのカスタマイズ機能追加リクエストが寄せられました (約 1 年前)。私たちはこのリクエストがかくも注目を集めるとは思っていませんでした :

  • このリクエストは、430 票の投票、260 人のウォッチャー、120件のコメントを集めました。
  • このリクエストは、当社の未完了機能追加リクエスト (内いくつかは何年にも渡って未完了状態が継続中です!) の中で 13 番目に多くの投票を集めました。
  • このリクエストは、過去の全期間におけるすべての製品のすべての機能追加リクエストに対する投票の中で 20 番目に多い投票を集めました。
  • Confluence の機能追加リクエストとの組み合わせとしては、2 番目に多い投票を集めました。

私たちの開発チームは、「これだ!」と気がつきました。そして私たちは今回、Team Calendars 5 においてイベントタイプのカスタマイズが可能になったことを誇らかにアナウンスしています。

現実の業務スケジュールに合わせてカスタマイズ可能なイベントタイプ

スケジュールに「万能サイズ」はありません。あなたがスケジュールを組むときに、組み込み済みの設定、例えば、「休暇」、「出張」、「JIRA プロジェクト」、あるいは一般的な ‘Events’ などが適合するとは限りません。特にチームの場合、現実の業務は複雑です。イベントタイプのカスタマイズ機能はより使いやすいカレンダーを実現し、それによって混乱を防止してチームの足並みを揃えることができます。

1. チームにとって重要な日はどんな日もスケジュール可能

既に Team Calendars を利用している場合、スケジュールを作成するにあたって、例えば「システム停止」と「チーム教育」など全く性質の異なるイベントでも、それらをすべてひとくくりにした ‘Event’ というイベントタイプをおそらく多用していたと思われます。今回、新規イベントを作成する祭に、イベントタイプのカスタマイズが可能になり、それに Team Calendars に組み込まれたアイコンを割り当てられるようになりました。

私たちは、システムメンテナンス、在宅勤務日、全社集会、教育課程、さらにはあなたのチームの毎週のハッピーアワーに至るまでの様々なイベントに使うことのできる 13 個のアイコンを用意しました。何かイベントがあったとしても、必ずそれに合うアイコンが用意されています。

2. カレンダーの視認性とフィルター機能をこれまでよりも格段に向上

新しいイベントタイプの改良点のひとつは、スケジュールの視認性を向上させたことにあります。イベントがすべて同じ色で表示されることはなくなり、カレンダーに何が記載されているのかをより正確に判断することができます。加えて、フィルター機能を利用してそのイベント情報をさらに細かく活用することができるようになり、現在の重要イベントが何かを把握することも容易です。

3. チームスケジュールの個人設定可能

Calendars 画面には、あなたに関係のあるイベントを集めてカレンダーを作成するという便利な機能が備えられています。今回カスタマイズ可能なイベントタイプが使用できるようになったことにより、毎日共同作業を行なっている他のクロス・ファンクショナル・チームのカレンダーからあなたに関係のあるイベントのみを選んで登録することが可能になりました。あなたの直属チームのカレンダーイベントにフィルターをかけていない場合でも、緊密に協力している他のチームの休暇やマイルストーンカレンダーにフィルターをかけることができます。

Team Calendars 5 を今すぐ使ってみよう

昨年当社が Team Calendars 4 をリリースしたとき、私たちは「すべてを管理できる一つのカレンダー」を提供すると約束しました。Team Calendars 5 のリリースにより、私たちはその約束に向けて前進したと考えます。今すぐ使ってみてください!

本稿は、Atlassian Blogs 日本語版の転載です。本文中の日時などはAtlassian Blogs 英語版での投稿当時のものですのでご了承ください。