皆さん、こんにちは。遂に、Mac 版 SourceTree のメジャー アップデートを行いました。そう、バージョン 2.0 の到来です!このリリースのハイライトには、ブックマークウィンドウのリメイク、そして多数の言語への翻訳の追加が挙げられます。きっと、皆さんに気に入ってもらえると思います。
ブックマーク + ホスト型リポジトリ = リポジトリブラウザ
Mac 版 SourceTree バージョン 1.x では、ブックマーク(ローカルクローン)とホスト型リポジトリ (Bitbucket、Stash、GitHub におけるリモートアカウント) 向けに2つの個別ウィンドウがありました。2.0 では、これらのウィンドウがリポジトリブラウザという単一のストリームライン化されたウィンドウへと組み合わされており、「ローカル」と「リモート」スイッチが備わっています。
ロード中にリボジトリブラウザが現れない場合は、Cmd-B もしくは メニューから「ウィンドウ > リポジトリブラウザを表示する」 によって表示できます。
2つのインターフェイスを組合せただけでなく、新たなウィンドウにはいくつもの利点があります。
- より整理された、散らかりの少ないディスプレイスタイル。スペースバーを押せば、選択したリポジトリの詳細を簡単に見られる
- リポジトリアバター: Bitbucket に割り当てられたアバター、もしくは logo/icon と名付けられたルートのあらゆる画像ファイルはここに表示される
- スクロールする際、ブックマークの親グループがビューのトップに「貼り付く」事で、より良いコンテキストが得られる
- 新しいリポジトリの作成が、よりシンプルに - ボタン一つで操作
- 今後は、新たなローカルリポジトリを作成するのと同時に、リモートサービス (Bitbucket、GitHub) 上にリポジトリを作成できる
- 右クリックの次に「リモートに公開」するだけで、お好みのリモートサービスへとローカルリポジトリを公開できる
- より最適化されたブックマーク更新
新たな言語への翻訳
我々が SourceTree を他の言語に翻訳するにあたって、コミュニティの皆さんに助けを求めた所素晴らしいサポートを頂けました。その結果、Mac 版 SourceTree は現在 10 カ国語に翻訳されています。
- 英語
- 中国語 (簡体字)
- オランダ語
- フランス語
- ドイツ語
- 日本語
- ポルトガル語 (ブラジル)
- ロシア語
- スペイン語
- ウクライナ語
これらの翻訳の全てが100%完了した訳ではありません。我々が新たな言語を導入するための基準は60%の翻訳率となっており、SourceTree に含める開始点としてはこれで十分だと考えています。残りは、他の人たちの助けで達成できる事を望んでいます。翻訳に空白もしくは不正確な点が見つかった場合は、我々の Transifex プロジェクトで修正できるようサポートして頂き、あなたの言語がまだ導入されていない場合は、最低でも翻訳率60%台を達成できるよう力を貸してもらえれば幸いです。
新アイコン
SourceTree に新しい、フラットなアプリケーションアイコンを採用:
これによって、HipChat 等のアトラシアンの他のツールとも整合性が取れて、OS X Yosemite の最新バージョンのスタイルとシームレスに適合できるようになります。ただし、OS X キャッシングのせいで、自動アップデート後すぐには新しいアイコンが表示されない可能性があります。その際は、手動でアプリを再起動する必要があるかもしれません。
アプリケーション内のファイル状況、ブランチ、タグ等向けアイコンも同じく、より「フラット」なスタイルにアップデートされました。
皆さんに新しいリリースを気に入ってもらえれば幸いです!
本稿は、Atlassian Blogs 日本語版の転載です。本文中の日時などはAtlassian Blogs 英語版での投稿当時のものですのでご了承ください。