休憩時間のリフレッシュに体を動かそう!
仕事中に疲れを感じた時や眠い時、リフレッシュに何をしているだろうか。昼休みの後半を机で昼寝して過ごしているという人もいるだろう。タバコを吸う、お茶を入れる、ちょっとしたストレッチをするなど、それぞれ何かしら自分なりのリフレッシュ方法を持っているはずだ。
また、出かける前や寝る前に何か決まった行動を取ることで生活にリズムを作っているという人もいるだろう。そうしたリフレッシュや生活のリズムづくりをする方法の1つとして、ラジオ体操を取り入れることを提案したい。
ラジオ体操を真剣にやるとかなり効く、という話もある。それほど真剣にやらないとしても、全身を大きく動かすだけに眠気は覚めるし、続けてゆけば肩こり等の解消も期待できる。ほとんどの人が小学生時代には繰り返し体操して、動きが体にしみついているはずだから、気軽に取り組めるだろう。さらに、ゲーム感覚をプラスしてくれる「毎朝体操」を利用すると楽しくなる。
スマートフォンのセンサーで動き具合を採点
「毎朝体操」はラジオ体操第1のみ、第2のみ、第1と第2を通して、という3種類の体操に対応している。体操中にスマートフォンを片手に握った状態にしておくと、腕の動き具合を検知。指定の動きがしっかりできているのかどうかをチェックしてくれる。
採点結果では、どの動きを何秒行ったか、どの動作の出来具合がどうだったかが表示される。全体で何点か、ということもわかるから、次回の目標をたてやすい。また、実行した回数や、継続した期間、体操で消費できたカロリーなども表示されるため、単純に体操をするだけよりも達成感がある。
体操をした時間や場所も記録され、以前の体操の状態などは履歴で確認できる。また「統計」では都道府県単位で利用回数を競った結果や、実際に体操をしている人の多い曜日、時間帯なども確認可能。1人で取り組んでいるだけではなく、なんとなく大勢でやっているような気分になれる。スコアの分布グラフもあるから、自分がどのくらいの位置にいるのかもわかっておもしろい。
実際に体操をしてみると、完全に指示と違う動きをした部分などはほとんど点数がつかない。普通に指定通りの動作を大きな動きでした部分はよい点数がつく。しかし大きければ大きいほどよいというわけではないようで、たとえばジャンプの部分などはリズミカルに体が上下する動きができていれば、実際にジャンプをしていなくとも点数は悪くならないし、リズムを無視して大ジャンプをすると点数が悪くなるようだ。
毎朝みんなでラジオ体操する職場でも活用可能
体操には「音あり」、「音なし」、「練習」という3つのモードがある。「音あり」は標準状態では「●●の運動、大きく手を伸ばし…」というような言葉での説明と、カウントが流れる。では「音なし」はというと、全く音が流れない状態で、勝手にラジオ体操をする。
このモードを利用すると、外から聞こえる音に合わせて体操ができる。たとえば毎朝社員が集まってラジオ体操をする習慣がある企業なら、その体操に参加しながら自分だけは動きを採点してもらう、という使い方もできるわけだ。
ちなみに「練習」ではラジオ体操の順番に関係なく、ラジオ体操の中に含まれる動作をしばらく繰り返すと何の動きなのかを判定し、音声で教えてくれる。特定の部分で成績が悪いという時にきちんと認識されるかどうかを確認する方法などとして利用可能だ。
懐かしい音つきでの体操もできる
言葉での説明やカウントだけでは物足りないならば、実際にラジオから流れるラジオ体操の曲を使って体操することもできる。用意するのは、ラジオ体操の曲が入ったMP3ファイルだ。
「音あり」モードを選択した上で「音楽 ラジオ体操第1ガイド音声」と表示されているボタンをタップすると、MP3ファイルの指定が可能になる。その上にある「音楽を購入」という文字をタップすると、Amazonでラジオ体操の音楽を購入して設定するまでの流れが丁寧に解説されたページが表示されるから、手持ちのファイルがなければ参考にして欲しい。
「毎朝体操」
利用料金:無料
制作者:来栖川電算 teamR