凝った結び方も簡単にわかる

ネクタイというのはビジネスパーソンなら毎日結ぶ馴染み深いものだが、決まりきった同じ結び方ばかりという人も少なくないだろう。しかも、ぴしっと格好よく締められているという自信はないのではないだろうか。どうもだらっとしてしまうだとか、格好よくならないという人は結び方を再確認してみるとよいかもしれない。

実はネクタイにはいろいろな結び方がある。その結び方を簡単に知ることのできるアプリがある。その中でもわかりやすく実践しやすいのが「How to Tie a Tie」だ。

図を見ながらいろいろな結び方にチャレンジできるから普段とは少し違う結び方をしてみたい時には利用してみるとよいだろう。仕事中とアフターファイブで結び方を変えたり、ちょっと話題のきっかけが欲しい相手と会う時に凝った結び方をしてみたりと、いろいろ使えるはずだ。

How to Tie a Tie

豊富な結び方を英語で解説

メニューにはイラストが添えられている。ネクタイの色こそ違うが、この小さなイラストでは具体的な結び方までわからないだろうから、とりあえず一通り開いてみることをお勧めしたい。

リストの説明と中の解説は英語なのだが、結び方のタイトルだけは日本語化されているから、目当ての結び方があるならば簡単に探せるはずだ。

本記事を作成している時点では、アトランティック、ダイゴナル、フォーインハンド、ハーフウィンザー、ヘルビン、オリエンタル、ペルシャ、プラッツバーグ、プラット、シンプルダブル、セントアンドリュース、ウィンザー、蝶ネクタイが解説されている。

メジャーなものからマイナーなものまで結び方がリスト化されている

タイトルは日本語だが解説は簡単な英語になっている

結び方は1ステップごとにイラストで解説

メニューから開くと、仕上がりのイラストが大きく確認できる。ここでどんな結び方なのかをよく見て、チャレンジする結び方を決定しよう。仕上がりイラストの右下にある矢印をタップすると、図解が始まる。次の段階に進むためには、さらに右の矢印をタップすればよい。左の矢印をタップすればいつでも戻れるから、何度も行き戻りして確認しながら作業をするとよいだろう。

解説の最初ではイラストで仕上がり具合を確認できる

移動は矢印のタップではなく、左右スワイプでも行うことができる。結ぶ作業をしながら細かいボタン操作をしたくない人にも安心だ。図解では太い側と細い側とを同じ系統のバリエーションで表示されているから、いまどうなっているべきなのかを確認しやすい。解説は簡単な英語だが、図のみで理解できるだろう。

同じ系統の色違いで表現されたイラストはわかりやすい

ステップの移動は矢印ボタンのタップか左右スワイプで行える

鏡に映して作業するなら「Mirror Mode」が便利

スマートフォンの画面を見ながら作業しているとわかりづらいのが、鏡に映して確認する状態と、画面の中の解説との左右が違っていることだ。それがわかりづらい場合には「Mirror Mode」を利用しよう。

右上のボタンをタップした「Settings」を選択して「Mirror Mode」にチェックを入れて戻ると、解説画面で表示される図が左右入れ替わった鏡の中と同じ表示になってくれる。見たままマネをすればよいだけだからわかりやすくなる。

「Mirror Mode」にチェックを入れる

ただし「Mirror Mode」にチェックが入っている間は、画面上ではずっと反転したモードになっていることに注意したい。画面だけ見ながら作業をする時と鏡を見ながら作業する時と、その時々で違う人は気をつけないときちんと結べないことになってしまう。

通常モードだと太い方が右側にある

「Mirror Mode」だと太い方が左の反転表示になる

もっと結び方を知りたいなら有料版へ

無料版でも普通に使う分には十分すぎる種類の結び方が紹介されている。蝶ネクタイまで一本のネクタイから結ぶ方法が紹介されているのだから、日常のバリエーションとしてほぼ困ることはない。無難なシーンからちょっとしたパーティ、大事な商談までいろいろな状況に合わせたものが選択できるはずだ。

蝶ネクタイをゼロから結ぶ方法まで紹介されている

しかし、さらに多くの結び方を知りたいのならば有料版を利用するとよいだろう。リストの一番上にある「Add More!」をタップすると有料版を入手可能だ。

利用料金:無料

制作者:Artfonica

How to Tie a Tie