複雑なパスワードを覚えていられる?

肩こりや目の疲れ、腰痛など、ちょっとした痛みや不調を感じながら日々の仕事をこなしているということはないだろうか? 眉間を揉んでみたり、肩や腰を叩いてみたりと、ついやりたくなるものの、あまり効果は感じられないかもしれない。

その、ほんの少しの揉んだり叩いたりを、的確な場所を的確な強さで刺激することへと変更すれば、同じ時間でもっとずっとすっきりできるはずだ。そのために必要なのは、解消したい苦痛に対応するツボの場所と、そこをどう刺激すればよいのかという知識となる。

ツボ指南アプリはいろいろあるが、その中で読み物的な要素も持っているのが「つぼのツボ」だ。

手足に対するツボの図解だけでなく、ツボとは何なのかといったことも書かれており、どのツボがどういう働きをするのかなども初心者がわかりやすいように書かれているから、暇な時に読んでおくとこれからの生活に役立ちそうだ。

一人で手軽にもみほぐせる手などだけではなく、かなり本格的な背中などの情報もあるため、家族や友人と利用してお互いに揉んでみるのも良いだろう。

つぼのツボ

改善したい症状から選ぶ

ツボの探し方は上下2重のタブになっている。標準で表示されるのは「さがす」タブの「よくある症状」タブだ。ここには「こり・痛み」、「美容・できもの」といったメニューが表示されており、これをタップするとさらに細かいメニューが表示される。

上下2つのタブでメニューをわかりやすく表示

「よくある症状」から希望項目をタップすると細かいリストが表示される

例えば「こり・痛み」をタップすると肩こりやのどの痛み、歯痛といったリストが出てくる。項目をタップすると内容が表示されるわけだが、冒頭にアイコン、その下に説明、さらに下には図解といった造りになっている。

アイコン部分を見ると、指圧のほかにお灸などのおすすめ処置も一目でわかる。「ぎっくり腰」の項目では指圧のほかにお灸が効果的であることと、重度のものは病院へ行くようにというアドバイスが最初のアイコンでわかる。ざっと確認したい時に便利だ。

最初の画面で「すべての症状」を選択するとさらに多くの項目が見られるようになる。また「からだの部位」では悩みのある場所からツボを探せるのが便利だ。

アイコンと文章で症状や改善方について説明

図解は複数画像を使って丁寧に行われている

仕事中に手軽な使い方をしたい人にもぴったり

症状や場所から探すツボは、少々本格的というか、自分では手の届きづらい場所なども含まれている。仕事中に少しだけ楽になりたい時には向いていないと思うかもしれない。そういう人には「仕事中のツボ」と「手・足ツボ」がオススメだ。

「仕事中のツボ」では「目の疲れに効くツボ」など、おおざっぱな分け方のメニューが表示される。中身を表示すると制服姿の女性のイラストが添えられて、今すぐできるツボ刺激の手法が見つけられるから、活用しよう。指で押すだけでなく、ちょっとした小道具を用意して小まめにツボ刺激のできる方法も教えてもらえる。

仕事中に疲れを感じやすい場所がリスト化されている「仕事中のツボ」

隙間時間を使ってすぐにとりくめるツボ刺激の技が学べる

上のタブで「手・足ツボ」を選ぶと、手足の画像が出てくる。ツボに興味のある人なら見覚えがある図かもしれない。手、足のどちらかをタップすると、体のどこと手の部分が対応するのかの図が表示される。手は左手の甲側と手のひら側、足は左右の足の裏について確認可能だ。自分が特につらい場所を見つけておいて、手が空いた時に刺激するようにしてもよさそうだ。

上メニューで「手・足ツボ」を選択

手足のどこが体のどの部位に対応するのかが解説されている

「つぼの知識」で学ぶ

ツボを刺激すると体が楽になる、というのはたいてい誰でも知っていることだが、実際になぜ効くのかだとか、どういう理由で刺激すべき場所が決められているのかなどを知っている人は少ないだろう。そうした基本知識を学べるのが「つぼの知識」だ。

特に知っておきたいのは「つぼの見つけ方」と「効果的な指圧方」だ。図解されてもどうも効く場所がみつけられない気がする、という人には「つぼの見つけ方」を見て欲しい。

よくある、どこそこから一寸、というような言い方がどのくらいの距離感なのかなどを教えてくれる。「効果的な指圧方」は自分で手足を押す時より、他人とやりあう時に知っておきたいようなことが書かれている。読み物として暇な時に読んでおけば、より上手なツボ刺激ができそうだ。

「つぼの知識」ではツボ押しに関する基礎知識が得られる

「一寸離れたところ」という言葉がどのあたりになるのかなども知ることができる

利用料金:無料

制作者:NORIO MINATO

つぼのツボ