外国語翻訳を手元でできるアプリ
英語や中国語、韓国語といったメジャー言語と日本語の翻訳は、だいたいの意味がわかればいいという程度ならばWeb翻訳がかなり有効だ。特に単語だけ訳して意味を理解することができる。
もちろん、スマートフォンからブラウザを経由してWeb翻訳サービスを使うことは可能だ。しかし、いちいちブラウザを起動して利用するのも面倒だろう。頻繁に利用するならば、ぜひ翻訳アプリを導入したいところだ。
おなじみのGoogle翻訳を、スマートフォンから利用するためのアプリがある。単純にPCと同じように入力した文字の翻訳をしてくれるだけではない。スマートフォンの機能を活かした翻訳アプリだ。
テキスト翻訳は手書きでもOK
翻訳対応言語は非常に多彩で、日本語、中国語、韓国語といった2バイト文字の言語にも対応している。一応自動検出機能はあるのだが、基本的には翻訳元の言語と翻訳先の言語をリストから指定しておくとよいだろう。左右の言語名部分をタップするとリストがそれぞれ表示され、指定後に中央の矢印ボタンをタップすると左右を入れ替えることができる。
白いエリアをタップすると、キーパッドが表示され、テキストが入力できるようになる。日本語から翻訳したい時は直接入力すればよい。他のアプリでコピーしてあるものがあれば、貼り付けて利用しよう。
また、白い欄の右下にある、うねうねと線が巻いてあるボタンをタップすれば手書き入力モードに入れる。1文字ずつ順次認識されるから、認識された文字を1つずつ下の欄で確定させてもいいし、単語単位くらいまで続けて書いても大丈夫だ。1文字ずつ認識するおかげで、書き切れなくなった時には上下の隙間に文字を入れてしまってもいい。文字同士が重なっていると認識されないが、分離されてさえいればそれぞれ認識される。
話して入力&読み上げで会話をサポート
認識された翻訳元語と、翻訳結果はそれぞれスピーカーマークをタップすると読み上げてくれる。日本語から外国語に翻訳した後で読み上げてもらえば、目の前にいる人との会話の助けになるだろう。
入力を音声で行うこともできる。最初の入力時に真ん中のマイクマークをタップすればおなじみのGoogle音声入力の画面になるから、普通に話せばよい。また、翻訳結果のメニューから「会話を開始」を選択すると、翻訳元言語と翻訳先言語を行き来する形で、音声入力と読み上げを繰り返してくれる。言語の異なる2人の間にスマートフォンを置いて使えば、会話を通訳してもらうイメージで利用可能だ。
画像化されている文字や紙媒体もカメラ経由で翻訳
PCからWeb翻訳を使おうとしてよくつまづくのが、画像化されてしまっている文字だ。コピー&ペーストができないとなると、とたんにWeb翻訳は使いづらい物になる。英語ならばキーボードから入力すればよいが、韓国語のようにキーボードからの入力が難しいタイプの文字を使った言語だとそれも難しい。そこで利用したいのが、画像からの翻訳機能だ。
翻訳入力画面でカメラマークをタップしてカメラを起動してから、対象物にカメラを向ける。画面内をタップすれば撮影されるから、できるだけ正面から撮影しよう。撮影後、文字が自動認識される。自動認識された中から翻訳したい部分を指でなぞるとハイライトされ、その部分だけが翻訳される。なぞる向きなどは関係ないため、数行に渡る文字をぐるぐると囲むように塗りつぶしてハイライトさせても大丈夫だ。
自動認識であるため、写真の上に乗った文字や手書き文字など、機能的に文字と認識しづらいものだとうまく拾えないこともある。また、長い文章だと一部が欠けて認識されるようなこともありがちだ。できるだけ1塊ずつ、短文で撮影するようにするのが成功のコツだ。また、撮影時にスマートフォン内の画像を指定することもできるから、その場で翻訳できない時でも撮影しておくとよいだろう。
共有やリストでうまく活用
翻訳結果を別のアプリに引き渡して共有することもできる。Twitter等で利用したい場合などには便利だろう。また、翻訳履歴はアプリ内に残されるが、さらによく使うものを「フレーズ集」に残しておくことも可能だ。うまく活用すればSNSやメールなどでスムーズな返事ができるようになるかもしれない。
「Google翻訳」
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