エアバスA320ファミリーの新顔、A321XLR(eXtra Long Rangeの意)が、欧州航空安全機関 (EASA : European Aviation Safety Agency)の型式証明を取得した。エアバスがこれを発表したのは7月19日のことで、まずイベリア航空で就航する見込みとなっている。→連載「航空機の技術とメカニズムの裏側」のこれまでの回はこちらを参照

3種類のA321neo

A320ファミリーのうち、エンジン新型化によって経済性の改善を図ったのが現行モデルで、基本型のA320neoと、長胴型のA321neoがある。そのA321neoの航続距離は3,500nm(6,482km)。

  • これは従来型エンジンのままで長胴化したA321ceo 撮影:井上孝司

  • これはエンジンを新型化したA321neo。ceoとはナセルの外観が異なるのが分かる 撮影:井上孝司

A321LR

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