Webの情報をPDFで保存しよう

Webで情報収集というと、お気に入り（ブックマーク）に入れておくことが多いかと思います。しかし、インターネットにつながっていない場所では、見たい時に見られません。しかし、WebページをPDFで保存しておけば、いつでも見られます。スマートフォンやタブレットで持ち歩くこともできるのもメリットです。

WebページをPDFに変換する

Webで情報収集する際、さまざまな情報を一つにまとめておくと便利です。WebページをPDFに変換してしまえば、必要な情報をオフラインのデータとして扱えます。

WebページからのPDFの作成はとても簡単です。Internet ExplorerであればPDFツールバーがインストールされるので、ボタンを1クリックするだけでOKです。

ツールバーが表示されていないときは、Internet Explorerの上部を右クリックし、メニューから「Adobe Acrobat Create PDF Toolbar」を選択し、アドオンを有効にしてください。

PDFに変換したいページをInternet Explorerで表示し、PDFツールバーの[変換]ボタンをクリックします。

「名前を付けて保存」ダイアログボックスが表示されるので、名前をつけて[保存]ボタンをクリックします。

これで表示しているWebページのPDF変換が始まります。途中、ダイアログボックスが表示される場合がありますが[OK]をクリックします。

これでWebページがPDFに変換されました。

関連する情報は1つのPDFにまとめる

情報収集時には、いくつものWebページに参考となる情報が掲載されていることでしょう。すべてのWebページを別々のPDFに保存しておくと、ファイルが煩雑になります。そこで、関連する情報は、前に作成したPDFに追加して保存しましょう。

PDFに情報を追加したいWebページを表示し、PDFツールバーの[変換]ボタンの横の▼をクリックし、メニューから「既存のPDFにWebページを追加」を選択します。

「名前を付けて保存」ダイアログボックスで、追加するPDFを選択して[保存]ボタンをクリックします。

Webページが追加されたPDFは、自動でWebページごとのしおりが作成されます。たくさんのWebページの情報を収集しても、わかりやすくなっています。

必要な箇所だけPDFにする

収集している情報の内容によっては、Webページ全体でなく一部の箇所だけが必要な場合もあります。このようなときは、選択した箇所だけをPDFに変換しましょう。

Internet Explorerで、PDFに保存しておきたい部分をドラッグして選択します。画像が含まれていてもかまいません。選択したら、選択部分の上でマウスを右クリックし、メニューから「Adobe PDFに変換」を選択します。

「既存のPDFに追加」を選択すれば、既存のPDFに選択部分を追加できます。

選択した箇所だけがPDFに変換されました。

Webの情報をPDFに変換しておけば、Windowsのファイル検索で内容による検索も可能となります。

また、タブレットなどにコピーしておけば、Wi-Fiモデルのタブレットであっても移動中の車内などで目を通すこともできます。