今回も、Webの本文を音声で読み上げてくれる拡張機能「Read Aloud」と「Speechify Text to Speech Voice Reader」の使い勝手を比較・検証していこう。設定変更により“聞き心地”を改善できるのか、「PDF」や「電子書籍」にも対応しているのか、といった点について紹介していこう。
拡張機能の設定変更と応用的な使い方
前回の連載では「Read Aloud」と「Speechify」の基本的な使い方を紹介した。今回は、それぞれの設定変更について詳しく紹介していこう。また、「PDF」や「電子書籍」を音読させたときの挙動についても紹介する。
「Read Aloud」の設定変更
まずは、「Read Aloud」の設定変更について紹介していこう。前回の連載で“かなり機械っぽい”と評していた音声が、設定変更により改善できるのかを試してみよう。
すでに「Read Aloud」による音声読み上げを実行している場合は、「停止」ボタンをクリックして音声読み上げを中断する。
すると、以下の図のような画面が表示される。ここにある「設定」ボタンをクリックすると、「Read Aloud」の設定画面を呼び出せる。