今回は「バタフライ・チャート」と呼ばれるグラフの作り方を紹介していこう。バタフライ・チャートは、2つの系列を左右に並べて横棒グラフで示したもので、その代表的な例は「人口ピラミッド」となる。もちろん、他のデータにも応用できるグラフなので、気になる方は一読しておくとよいだろう。

バタフライ・チャートとは?

「バタフライ・チャート」という言葉を初めて耳にする方もいるかもしれない。そこで、まずはバタフライ・チャートの具体的な例を示しておこう。

以下の図は、2020年における日本の人口分布をグラフで示したものだ。一般的に「人口ピラミッド」と呼ばれているグラフである。

  • バタフライ・チャートの例

このグラフの基となるデータ表も紹介しておこう。こちらは以下の図のようになっている。なお、このデータ表は、総務省の統計ダッシュボードの数値をもとに作成している。

  • グラフの基となるデータ

「マイナスの値」を利用したバタフライ・チャート

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