前回の連載で作成した「折れ線グラフ」を、さらにカスタマイズする方法を紹介していこう。縦方向にも目盛線を表示し、「折れ線グラフ」の各データを目盛線の上に配置するには「軸位置」の書式を変更する必要がある。そのほか、グラフの見た目をカスタマイズした例も紹介しておこう。
目盛線の表示
まずは、「縦方向の目盛線」について紹介する。通常、「折れ線グラフ」には「横方向の目盛線」だけが表示されている。ここに「縦方向の目盛線」を追加することも可能だ。
この操作は、「グラフ要素」のアイコンをクリックし、「目盛線」のサブメニューを開いて「第1主縦軸」をONにすると実行できる。
すると、以下の図のように、ラベルとラベルの間に「縦方向の目盛線」が描画される。
このままでも特に問題はないが、どうせなら「目盛線の上にマーカーを配置したい」と考える方もいるだろう。この場合は、横軸の「軸位置」を変更する必要がある。