今回は、項目と範囲を指定して合計(SUM)や平均(AVERAGE)を求めるテクニックを紹介していこう。この仕組みは「交差演算子」を活用すると実現できる。Excelに慣れている方でも「まだ交差演算子を使ったことがない・・・」という方は多いかもしれない。便利に活用できるケースもあるので、この機会に使い方を学んでおくとよいだろう。

交差演算子とは?

今回は「交差演算子」の具体的な活用方法を紹介していこう。交差演算子は少し特殊な演算子となるが、使い方次第で便利に活用できるケースもある。もちろん、「関数SUM」や「関数AVERAGE」の引数を交差演算子で指定することも可能だ。

  • 交差演算子を活用した合計(SUM)と平均(AVERAGE)

いきなり「交差演算子」と言われても、「どういった話なのか?」を理解できない方が多いだろう。そこで、まずは簡単な例を紹介しておこう。

以下の図は、ある路線の4つの駅について「時間帯別の利用者数」をまとめた表だ。今回は、この表を使って交差演算子の使い方を紹介していこう。

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