第9回の連載で「バイトの勤務時間と給与」を計算する方法を紹介したが、その内容は「残業手当」や「深夜手当」を無視した、かなり大雑把なものでしかなかった。このため、実際には不十分なケースが多いと考えられる。そこで今回は、これらの問題を解決するために、関数IFの条件に「時間」を指定する方法を紹介していこう。

計算表の作成と表示形式の指定

Excelには、条件に応じて処理を分岐できる「関数IF」が用意されている。関数IFの基本的な使い方はすでに知っている方が多いと思われるので、今回は関数IFの条件に「時間」を指定する方法を紹介していこう。これにより「残業手当」や「深夜手当」を含めたバイト代などを算出することも可能となる。応用範囲は広いので、ぜひ覚えておこう。

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