【新しい成長を遂げる!巳年生まれの企業トップたち】マネックスグループ社長CEO 清明祐子さん

一回り前の2013年、私はマネックスグループの執行役員になりました。そこからの12年間、M&Aを駆使しながらグループのポートフォリオ構築に携わってきました。

 24年は私にとってCEO2年目でビジネスポートフォリオ上も変化のある年でしたし、米国では選挙で新たな大統領が選ばれ、日本では「金利がつく世界」が戻り、デフレの30年が終わるという転換点でした。

 この転換点を経てスタートする25年は非常に重要な年になります。合言葉は「成長」ですが、そのためにはリスクを取らなければなりませんし、引き続き大胆な意思決定が必要です。

「資産運用立国」に向けても25年は正念場です。業界として盛り上げていかなくてはなりませんが、当社としても「資産運用に改革を」と訴えています。お客様の視点に立ち、1人ひとりに合った運用を実現したいと考えているのです。そのための成長投資も進めます。

 会社も、私自身もグローバルに活躍できる存在になるべく、今後も攻めの姿勢で挑みます。

(東京・赤坂の本社にて)