【新しい成長を遂げる!巳年生まれの企業トップたち】東海旅客鉄道(JR東海)社長 丹羽俊介さん

2024年に開業60周年を迎えた東海道新幹線は累計70億人をお運びしてきました。現在は1時間に最大で片道12本の「のぞみ」が走る大量かつ高頻度輸送で、日本の社会・経済の発展を支えています。

 一方でコロナ禍の危機を経て、効率的な業務執行体制を構築する「業務改革」と新しい発想による「収益の拡大」に取り組んでいます。社長就任後、「自由に考え、大いに議論し、粘り強くやり抜こう」と呼びかけて、お客様自身の趣味に基づき「推し」に会いに行く「推し旅」などが生まれています。

 ただ、東海道新幹線の将来の経年劣化や大規模な自然災害に抜本的に備えるためには、大動脈輸送を二重系化するリニア中央新幹線が必要です。今後も安全を最優先に、皆様の生活を下支えしていきます。

(東京・東京駅東海道新幹線ホームにて)