2024年前半は、日本損害保険協会会長として、また後半は当社社長として保険金の不正請求問題や保険料調整問題など、発覚した不祥事に真摯に向き合い、「会社の改革」に腐心した1年でした。
「会社の改革」のための最大の武器は、当社が蓄積したビッグデータや最先端のデジタル技術を活用し、保険の新たな価値の提供により、社会や地域の多様な課題の解決を目指す「CSV×DX」です。
22年の社長就任以来、私自身のアバター作成や生成AIの活用など、多様なDXにチャレンジしてきました。その姿勢は25年も変わりません。
25年の干支である「ヘビ」は、脱皮を繰り返すことから「復活と再生」の象徴とされます。
これまでの企業文化で良い面は伸ばしつつ「正すべきは正す」ことを徹底し、「真のお客さま本位」の会社に生まれ変わることで、「CSV×DX」の取り組みが実(巳)を結ぶ年にしたいと思います。
(東京・恵比寿の本社にて。社内外のコミュニケーションに活用している新納さんのアバター『ボビー』とともに)