2025年の年頭にあたり、アイリッジ 代表取締役社長 小田健太郎氏は年頭所感として、以下を発表した。
2025年は、Tech & Innovation Partnerとして変化と再生を生み出す役割へ
2025年の年頭にあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
超高齢化社会を迎える2025年、日本人口の5人に1人が75歳以上の後期高齢者になると言われています。労働力が減少する中、本気でDXに取り組み、既存の仕組みの再生と付加価値の創出を行い、持続可能な未来を作っていかなくてはいけない時期が訪れています。
当社は昨年、2025年3月期から2027年3月期の3カ年を実行期間とする新たな中期経営計画2027(Tech & Innovation Partner)を策定しました。当社グループの強みである開発力とビジネス創出力を活かした顧客企業のTech & Innovation Partnerへの成長というテーマを掲げ、顧客企業とのパートナーシップ強化を中心とする5つの成長戦略への取り組みを開始しています。
私たちの顧客にはそれぞれに優れたビジネスモデルや独自の資産を保有する、各業界の雄と言える企業が数多く存在します。当社は長きに渡り、主にアプリ開発における開発力をご支持いただき、各社と良好な関係を築いてまいりました。そして2024年は、前年から新たに立ち上げたビジネスプロデュース事業がもう一本の強い柱として成長し、アプリ以外も含む各領域でのパートナーとの積極的な関係強化へと踏み出す機運が熟した年となりました。
足元では、アプリテクノロジーを使って顧客企業の事業価値を高める取り組みから、新しいニーズのあるDXサービスを共同開発し、顧客と我々双方の事業領域拡大や成長のエンジンにしていく取り組みまで、領域も座組もさまざまな、新しい世の中を作るプロジェクトが進行しています。外部システムや各種他社ツールとの連携を前提とした設計思想を持つアプリビジネスプラットフォーム「APPBOX(アップボックス)」も、連携パートナーが約30社まで拡大し、連携を通じたビジネスが花開き始めています。
2025年は、引き続き戦略的パートナーシップを拡大しながら、アプリ関連領域以外のデジタル領域や生成AIを活用した新たなDXサービスの提供も進めていきたいと考えています。「テクノロジーを活用して、わたしたちがつくった新しいサービスで、昨日よりも便利な生活を創る。」ことで、企業の成長業態へのシフトを支援するパートナーへと私たち自身も大きく成長し、お客様、株主、従業員、取引先をはじめとするステークホルダーの皆様に本質的な豊かさを提供する一年にしてまいります。
本年も引き続きご指導のほどよろしくお願い申し上げます。