2025年の年頭にあたり、オープンテキスト 代表取締役社長 三浦デニース氏は年頭所感として、以下を発表した。
最新のAI、クラウド、およびセキュリティ技術を駆使し、情報管理の在り方を再定義
2025年の年頭にあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
2024年は、あらゆる企業や組織でAIを駆使した変革への動きが顕著になった年となりました。労働人口の減少に伴う人手不足の問題や、業務効率化の課題が深刻になる中、あらゆる仕事がAIによって再定義されると見られる一方で、データの品質、セキュリティ、ガバナンスなどの新たな課題やリスクにも直面しています。そのため、信頼できる情報の活用や、セキュリティをはじめとしたデータのプライバシーと保護を前提としたAI導入のニーズが高まっています。
情報管理の分野で20年以上にわたりAI開発に携わってきたOpenTextは、昨年より「Information Reimagined(情報の再構築)」をキーワードに、大規模言語モデル(LLM)とプライベートなデータセットを活用して業務課題を解決できるようにする生成AI機能ファミリーOpenText Aviatorをローンチするなど、AI時代の情報活用を支援する製品ポートフォリオを提供して参りました。これらすべてのソリューションにはAI、セキュリティ、ガバナンスが組み込まれており、エンタープライズ規模のスケールでデータセットを管理・保護しながら、分析とAIによってお客様に価値を提供しております。
2025年には、「情報の再構築」戦略をさらに推進し、以下の6つの領域で、お客様のビジネス変革を支援していく所存です。
1.「スマートなモダンワークの推進」
2.「企業間のシステムやプロセスがシームレスに連携するビジネスファブリックの実現」
3.「優れたデジタルエクスペリエンスの提供」
4.「先進的な自動化による開発者の支援」
5.「あらゆる箇所でのセキュリティの組み込み」
6.インフラとアプリケーションの自動化」
また、来る2月13日(木)には、OpenText本社のCEO兼CTOであるMark J. Barrenecheaが来日し、「Information Reimagined」をテーマに、ナレッジワーカーのポテンシャルを高めるAI、セキュリティ、クラウドの最新テクノロジーとイノベーションを紹介する「OpenText Summit Japan 2025」の開催を予定しています。このイベントでは、情報の再構築に向けて必要となるOpenTextの各ソリューションや機能、さらに情報管理の重要性を認識して情報改革に取り組まれているお客様事例などをご紹介いたします。
2025年が皆様にとって素晴らしい年になりますよう心よりお祈り申し上げます。本年も引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。