OpenAIが「ChatGPT」を世に放ってから2年以上が経過し、その後さまざまな言語モデルとサービスが登場している。それでもOpenAI CEOのSam Altman(サム・アルトマン)氏が注目人物であることには変わりない。同氏はロングインタビューに応じ、OpenAIの設立、リリース当時、そして解任騒動などについて振り返っている。ここでは、展望を中心にまとめる。

モデルの拡張性が「2025年は信じられないような年になる」

「AGI(Artificial General Intelligence:汎用人工知能)に魅了されていた」とOpenAI立ち上げに至るモチベーションを表現しているアルトマン氏。2022年11月のリリースについては、内部では準備ができていない、なぜリリースするのか?という意見もあったが、「うまくいくと思っていた」と振り返っている。

アルトマン氏は2023年末のCEO解任騒動を経て、CEOとしてOpenAIを率いている。当面の課題とされる「モデルの拡張性」「半導体不足」「エネルギー不足」について、同氏はそれぞれについて「かなり良いと感じている計画がある」と述べる。

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