ジェイテクトは1月6日、ソリューションプロバイダーへの変革を進めることを目的に、社内外の技術や知見をつなぎ、ソリューションを共創する「ソリューション共創センター(ソリセン)」を2025年1月1日付で開設したことを発表した。

現在同社は、「JTEKT Group 2030 Vision」の下、「モノづくりとモノづくり設備でモビリティ社会の未来を創るソリューションプロバイダー」になることを目指し、グループ全体が持つ、製品と製造設備に関する要素技術および事務系部門が持つ企画力や営業力といったコアコンピタンスを事業や組織の枠を越えて一堂に集約した「コアコンピタンスプラットフォーム(ココプラ)の整備を進めている。

同社の考えるソリューション型ビジネスは、これまでの顧客からの要求仕様を満たすユニット提供の受動型ビジネスから変革し、社会やエンドユーザーのニーズを起点に顧客との対話を通じ潜在ニーズを顕在化し、適切なビジネスモデルでソリューションを提供しようというもので、ソリセンは、このココプラに揃うグループの強みを活用し、社内外の技術や知見をつなぎ、社会の困りごとの解決策を提案するための役割を担うこととなる。

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