GlobalFoundries(GF)とIBMは1月2日(米国時間)、両社が係争中の訴訟で和解に達し、両社間の契約違反、企業秘密、知的財産権の申し立てを含むすべての訴訟問題が解決したことを発表した。

この和解により、進行中の法的紛争が終結し、両社は相互に関心のある分野での新たなコラボレーションの機会を模索できるようになったという。和解条件の詳細は公開されていない。

両社が「相互に利益のある分野で新たな協力の機会を模索する」ことで合意したことは注目に値する。これは、紛争の解決にとどまらず、両社の関係が開発協業など建設的な方向に進展する可能性を示している。米中の半導体覇権をめぐる争いが激化する中で、米国企業同士の和解・協力は米国内半導体製造強化政策推進の立場から米国政府も歓迎している。

泥沼となっていたIBMとGFの訴訟合戦の和解はラピダスにとっては朗報

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