2025年の年頭にあたり、 日本ヒューレット・パッカード(HPE)の望月弘一氏は年頭所感として、以下を発表した。

データが私たちの世界を動かしている

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。旧年中に皆様から賜りましたご支援、ご厚情に深く感謝申し上げます。

生成AIの普及・浸透が加速した2024年、企業が管理するデータのボリュームは2020年と比較して4倍に増加し、これまで以上にデータの持つ価値や潜在力が高まっています。また、データの発生場所も多岐に渡り、半分以上のデータがエッジ側で生成される時代が到来しています。一方で、GDP世界ランキング4位の日本が世界のデジタル競争力ランキングという観点では31位に甘んじている理由を紐解くと、企業の俊敏性やデータを分析して活用する取り組みが大きな命題になっていることは言うまでもありません。

弊社HPEは2025年、One HPEをモットーに掲げ、HPE自社内の部門横断的な結束はもちろん、パートナー企業様との連携をより一層強化します。「ネットワーキング」「Hybrid Cloud」「AI」の領域において、次の3点に注力し、Leading edge-to-cloud companyとしてお客さまのデータ駆動型ビジネス変革の支援に注力して参ります。

・HPE GreenLake Edge-to-Cloud サービスの一層の拡充


・ソリューションセリングの加速


・パートナーソリューションとHPEアセットの融合提案

加えて、HPEはSBTイニシアチブ1からネットゼロ目標を承認された最初のグローバルIT企業の1つとして、30年以上に渡り独自の視点で環境負荷削減に取り組み、これまでも順調な成果を収めておりますが、2040年までにバリューチェーン全体でネットゼロ企業になるという目標達成のために、持続可能な未来に向けての取り組みをさらに進めて参ります。

お客様の課題をより一層深く理解し、卓越した製品と高品質なサービスの提供、そして、パートナー様との協業・共創により、お客様に提供できる価値の最大化に向けて尽力して参る所存です。

引き続きご指導、ご鞭撻を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。