シャープは、スマートフォンなどに使われるカメラモジュールの部品事業について、親会社である鴻海(ホンハイ)精密工業の子会社へ譲渡することを決定し、12月27日に当該子会社と譲渡契約を締結。デバイス事業に関する投資負担の低減を図る。譲渡額は未定で、確定後に開示するとしている。

シャープの子会社であるシャープセンシングテクノロジー(SSTC)が保有する、ベトナムのSAIGON STEC(SSTEC)を、鴻海の子会社・Fullertain Information Technologies(Fullertain)に譲渡する。持分譲渡日は2025年5月30日、資産等譲渡日は同年8月30日の予定。SSTECは持分譲渡をもってシャープの連結対象から外れる。なお、今回の譲渡でシャープは連結業績において155億円の損失を見込むが、確定したものではないとしている。

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