TrendForceによると、2024年第3四半期のエンタープライズSSD市場は、AI関連アプリケーションからの堅調な需要に牽引される中、市場の需要に対してSSDサプライヤからの供給が間に合わない面があり、前四半期比28.6%増の73億7900万ドルと大きく伸びたという。また、NVIDIAのHシリーズに対する需要とAI学習用サーバの継続的な需要の高止まりに後押しされる形で大容量モデルの需要が強かったことから、エンタープライズSSDの総調達量も同15%増となったという。
TrendForceでは、2024年第4四半期にはエンタープライズSSDの調達需要が鈍化すると予測しており、出荷量の減少に伴い、市場規模が縮小するとしている。